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バッファローから電波法改正後の世界標準“IEEE802.11a”対応無線ルータが登場!

2005年05月17日 21時04分更新

文● 北村

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 バッファローから世界標準化された“IEEE802.11a”に対応する無線ルータ「WER-AM54G54」と、無線LANカード「WLI-CB-AMG54」1枚がセットになったモデル「WER-AM54G54/P」が登場した。“IEEE802.11a/b/g”接続が可能で、接続設定とセキュリティ設定をワンタッチで行なえる技術“AOSS(AirStation One-touch Secure System)”に対応している。

「WER-AM54G54/P」
世界標準“IEEE802.11a”に対応する無線ルータ「WER-AM54G54」と、無線LANカード「WLI-CB-AMG54」1枚がセットになったモデル「WER-AM54G54/P」

 無線LANの5GHz帯規格“IEEE802.11a”が、16日の電波法改正により改訂された。周波数の国際分配を決定する“世界無線通信会議”(WRC-03)の無線周波数の追加割当てに対応することで世界標準に準拠する規格となった。従来の“IEEE802.11a”との大きな違いは、利用チャンネル数が4チャンネルから8チャンネルへ2倍に拡大したこと。なお、従来の.11aと世界標準の.11aは周波数が違うため互換性がない。そのため、従来の.11aのアクセスポイントやクライアント製品(無線LANカードなど)は、世界標準の.11a環境では使用できない。ただし、世界標準.11aのクライアント製品は従来の.11aのアクセスポイントとも通信が可能だ。価格はTSUKUMO eX.で1万5480円。

世界標準11a対応 初回限定品
電波法改正による“世界標準11a”対応品であることをパッケージで大きくアピール同製品に付属する無線LANカード「WLI-CB-AMG54」は、従来の.11aと世界標準の.11aの両方に対応している。ちなみに、初回限定品はカードに貼られたラベルが白いらしい
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