(株)ケイ・オプティコムは16日、通信設備障害時の保全業務対応のHDDを1台紛失し、最大で1万2004件の個人情報が含まれていることが判明したと発表した。個人情報に含まれるのは、氏名/住所/電話番号で、銀行口座やカード番号などに関する情報は含まれていないという。
同社では、紛失したHDDには、通信設備障害時の保全業務に従事している社員が、夜間や休日などの在宅時でも短時間で復旧対応できるように、マンション向け光ファイバーインターネットサービス“eo(イオ)メガファイバー”関連のネットワーク構成図面などの設備保全用のデータが格納されており、会社のデータから適宜ダウンロードで更新しているものという。紛失日時は14日の午前2~4時ごろの間で、紛失場所はJR京都駅前。
同社では、HDDを紛失した社員からの報告を受け電子データを確認したところ、一部のファイルに個人情報が含まれていることが判明したとしており、調査の結果、最大1万2004件の個人情報が含まれていたという。
同社では、今後、徹底した再発防止策を講じるとしている。