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CTO、シンクライアントと運用システム“DIDシステム”を発表

2005年05月10日 00時00分更新

文● 編集部

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CTO(株)は10日、シンクライアント“Thinクライアント”と運用に必要なサーバーシステム“DID(Disk Image Distribution)システム”の販売を開始すると発表した。同社とパートナーのSIer経由で販売し、企業/教育期間/公共施設や、ホテル/インターネットカフェなど、同一施設内で多数の端末を管理する環境向けに販売するという。価格はオープン。

“Thinクライアント”には、企業/教育機関/公共施設向けの『TI252LH』『TI252LHO』『TI252LX』、ホテル/宿泊施設向けの『UB252LH』『UB252LHO』『UB252LX』、インターネットカフェ向けの『UB531LH66』『UB532LH66GT』をラインアップする。

『TI252LH』 『UB252LH』『UB531LH66』
『TI252LH』『UB252LH』『UB531LH66』
“Thinクライアント”

『TI252LH』はCeleron C 325と256MBのDDR SDRAMを搭載し、OSはWindows XP Home Editonをプレインストールするスリムタワー型で、『TI252LHO』はMicrosoft Office 2003 Personal搭載モデル、『TI252LX』はOSなしモデルとなる。『UB252LH』『UB252LHO』『UB252LX』は筐体をキューブ型に変更したモデル。『UB531LH66』はPentium 4 530、1GBのメモリー、米エヌビディア社のグラフィックスチップGeForce 6600(128MB)を搭載したハイスペックモデルで、キューブ型筐体を採用。『UB532LH66GT』はメモリーを2GBに増やしたモデルとなる。

『DID Server』 NON-STOP S-ATA DISK ARRAY Unit
『DID Server』『DID Server with NON-STOP S-ATA DISK ARRAY』に付属する“NON-STOP S-ATA DISK ARRAY Unit”
“DIDシステム”

“DIDシステム”では、サーバーからOS(システム起動イメージ)やアプリケーション、デバイスドライバー、設定情報をイメージで受け取り、システムとアプリケーションを動作させるのが特徴。サーバー側のOSにはDOSベースの“DID server OS”を利用する。“DIDシステム”のサーバーには、Pentium 4-3.0EGHz、1GBのメモリー(DDR SDRAM)、160GBのHDD×2、オンボードRAIDの構成でDID server OSを搭載した『DID Server』と、160GB(シリアルATA)×2の“NON-STOP S-ATA DISK ARRAY Unit”(2bays LCD付き内蔵型)を搭載した『DID Server with NON-STOP S-ATA DISK ARRAY』をラインアップする。サーバーでは、1台で最大60クライアントの管理が可能(40クライアントを推奨)。1年間の無償翌々日出張修理サービスが付属する。

なお、同社は、2005年4月1日にエフ・アイ・シー販売(株)から社名を変更している。

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