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【ニュース】4人の女優が奮闘――“恋につながる4通のショートメール”

2005年05月08日 03時18分更新

文● 清水

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右から相武紗季さん、原沙知絵さん、吹石一恵、多部未華子さん
右から相武紗季さん、原沙知絵さん、吹石一恵、多部未華子さん

メールのやりとりから思いもよらぬ恋愛が始まっていく……。こんなテーマのオムニバス映画『メールで届いた物語』の初日舞台挨拶が7日、東京・テアトル池袋にて行われた。NTTコミュニケーションズのOCNや花王「ビオレさらさらパウダーシート」、ダスキン「ミスタードーナツ」などのCMにも出演し、若手女優として高い人気を誇る相武紗季さんをはじめ、NHK大河ドラマ「新選組!」出演ほかトヨタ自動車「パッソ」のCMでも注目を集める吹石一恵さん、期待の新人・多部未華子さん、そしてテレ朝系「火の粉」主演で話題の原沙知絵さんの4人が登場した。

『メールで届いた物語』は、相武さんが登場する『mail』(監督:清水浩)、吹石さんと多部さんが登場する『CHANGE THE WORLD!』(監督:伊藤裕彰)、『アボガド納豆。』(監督:鈴木元)、原さんが登場する『やさしくなれたら…』(監督:鳥井邦男)の全4ストーリー。このうち『アボガド納豆。』は鈴木監督のみが舞台挨拶に出席した。



相武吹石
原多部

『mail』は難病で入院する女性(相武)と郵便局員との手紙のやりとりが、やがて恋愛に発展していく様子を描いたもの。『CHANGE THE WORLD!』は男に振られたショックからボクシングを始めた女性(吹石)がプロデビュー。しかし怪我で引退してタクシードライバーになるが、客として乗せた女の子(多部)から聞いたチェーンメールの話題に触発されて……という展開。『アボガド納豆。』はメールで彼氏(彼女)の気持ちを確かめられる不思議な“呪文”にまつわる物語。『やさしくなれたら…』は詐欺商法を生業とする男が詐欺メールに困惑している女性(原)を助けたことで恋が芽生えるというもの。携帯電話のメールだけでなく、手紙も題材として取り上げられており、すべてストーリーがメールをきっかけに展開していくという共通したテーマを持つ。

撮影で印象に残っているシーンを相武さんは「海を眺めるシーン。映像でも伝わっていると思いますが、本当に海がきれいで天気も良くて、素敵な作品になりました」、吹石さんは「ボクシングの試合のシーン。すごい濃い練習をして撮影に望んみました。みなさんの目にはどう映っているか気になりますね」と話した。多部さんは「初日に撮った海のシーン。緊張しました」、原さんは「撮影期間が少なかったので、その中でどう演じられるか。共演の北村一輝さんといろいろ話したのが思い出深いです」と語ってくれた。

映画はテアトル池袋ほか、北海道・札幌ディノスシネマ(5月14日)、名古屋・中川コロナシネマワールド(6月11日)、大阪・動物園前シネフェスタ4(6月18日)、福岡・シネ・リーブル博多駅(未定)などで上映される予定となっている。



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