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ナムコとバンダイ、経営統合を発表――9月29日に持株会社“株式会社バンダイナムコホールディングス”を設立

2005年05月02日 14時44分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(株)ナムコと(株)バンダイは2日、本日開催されたそれぞれの取締役会で決議された内容として、株式移転による共同持株会社“株式会社バンダイナムコホールディングス”を設立し、両社の経営統合を進めると発表した。6月下旬に行なわれる双方の株主総会の承認決議など所要の手続きを経た後に、今年9月29日を期日(予定)として新会社の設立を行なう。

この背景について両社が発表したリリース資料では、
「世界のエンターテインメント業界では、技術革新によるネットワーク環境の普及と拡大により、グローバル競争が本格化してまいりました。また国内市場においては、少子化、趣味・娯楽の多様化が進む中で、安定した収益を持続的に確保していくためには、積極的な研究開発の推進や魅力ある商品やサービスの創造・提供による顧客獲得が強く求められております。このような変化と競争の激しい市場の中で勝ち抜き、業容のさらなる拡大と深耕を図り、企業価値を向上させるためには両社が経営統合によって、共通の理念、戦略の下に、経営資源の選択と集中を図ることが、最良であると判断いたしました。
統合新会社は、バンダイの強みであるキャラクターマーチャンダイジングとナムコの強みであるゲームコンテンツとゲーム開発力、広範なアミューズメント施設網とを融合・相互補完し、エンターテインメント事業における相乗効果を発揮してまいります。中長期的には、グローバル競争を勝ち抜いていける新たなビジネスモデルの構築を目指します。」
と説明している。

株式の移転比率は、

  • ナムコ普通株式1株に対し、新会社(持株会社)普通株式1株
  • バンダイ普通株式1株に対し、持株会社普通株式1.5株
  • 持株会社の発行予定株式数は2億5829万6882株

となる。

両社はこの経営統合により、人材/資金/知的財産/情報などの資産を有効活用し、既存事業領域(家庭用や業務用の玩具・ホビー製品など)の拡張と新規事業の送出を進めたい、としている。具体的には、

キャラクターマーチャンダイジングとコンテンツ開発力の融合
バンダイの保有する知名度の高い人気キャラクターの版権と、ナムコの持つコンテンツ開発技術力を融合し、新商品・新サービスの開発による顧客層の拡大、ブランド価値の向上を図る
世界市場においては、北米に強みを持つナムコと欧州・アジアに強みを持つバンダイが相互補完をはかり、ワールドワイドに展開するビジネスモデルの構築を図る
重複分野の合理化によるコストシナジー
両社で重複する事業部門や間接部門における効率化・コスト削減を進め、将来的にはスケールメリットを生かした物流網の構築によって利益率の向上を図る

などを掲げている。

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