トレンドマイクロ(株)は27日、同社製のウイルス対策ソフト“ウイルスバスター”の製品テストが不十分だったことから発生したユーザーのトラブルに関して、復旧費用の実費負担を含む対応を行なうと発表した。
個人ユーザー向けには、23日の時点で『ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ』『ウイルスバスター2004 インターネット セキュリティ』のウイルスバスタークラブ会員契約が有効であった場合、契約期間を無償で1ヵ月自動延長する。さらに、復旧するために専門業者に依頼して作業/支払いが完了している場合には、復旧費用の実費(1シリアルあたり上限8500円)を負担する。ユーザー自身が復旧作業を行ない、領収書などの証明書がない場合には契約期間を無償で3ヵ月延長する(詳細は問い合わせ)。なお、『ウイルスバスター 月額版』のユーザーには別途メールで対応を連絡するという。
法人ユーザー向けには、23日の時点で『ウイルスバスター コーポレートエディション』『ServerProtect』『Trend Micro Client/Server Security』『ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ』『ウイルスバスター2004 インターネット セキュリティ』のサポートサービス契約が有効であった場合に、契約期間を無償で1ヵ月延長する。なお、復旧費用などについては、個別対応するとしている。