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ヤマハ、高音質記録方式を採用したHDD&CDレコーダー『CDR-HD1500』を発売――HDDはオプションで400GBまで対応

2005年04月20日 21時40分更新

文● 編集部

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ヤマハ(株)は20日、高音質のオリジナルCDの編集/作成と、長時間の音楽録音/再生が可能なHDD録音に対応したHDD&CDレコーダー『CDR-HD1500』を6月上旬に発売すると発表した。価格7万8750円。

本体とリモコン
『CDR-HD1500』

『CDR-HD1500』は、音楽CDや衛星音楽放送などの音楽データをHDD(オプション)に録音して再生できるほか、編集したり高品質のオリジナルCD-Rを作成したりする機能を搭載したレコーダー。光ディスクに記録する際のピット長を長くとることで再生時のジッターを最小限に抑える独自の高音質録音方式“オーディオマスター(AudioMASTERTM)”を採用し、音楽データの処理を非圧縮PCMで行ない、A/D&D/Aコンバーターも24bitで処理するなど、高品位の音楽再生が行なえるような設計がなされている。内蔵する光ドライブは、CD-R書き込み8倍速/CD-RW書き換え4倍速の音楽用で、ソフトウェアを音楽向けにチューニングしたという。音楽CDからHDDへの録音は10倍速。

入力端子は、アナログとデジタルの両方を装備しており、アナログ録音時は2倍速/等倍速でHDDに録音することも可能。HDDへの連続録音時間は最大約180分。外部タイマーを利用して長時間のプログラム(番組)を予約録音できる“タイマーレック”機能も用意されている。オリジナルCDの作成では、曲の分割や曲間調整、CDごとに異なる音量差をHDD内でレベル調整することも可能。また、TVと接続すれば、HDD内の曲情報の一覧や、録音時の各種設定一覧などをTV画面に表示することが可能。映像出力はSビデオとコンポジットビデオが用意されている。

本体サイズは幅435×奥行き414.5×高さ115.5mm、重量は8.2kg。電源はAC100Vで消費電力は32W。リモコンが付属する。HDDには、160GBの純正オプション『YHD-1601S』(価格は2万6250円)のほか、3.5インチの20G~400GBのユニットが利用でき、米シーゲイト・テクノロジー社の『Barracuda 7200.7 Series ST380011A』(80GB)と『Barracuda 7200.7 Series ST3160021A』(160GB)が動作確認済み推奨HDDとなっている(4月現在)。

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