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日立、低価格製品のラインナップを拡充した2005年夏モデル“Prius M”5シリーズ12モデルを発表

2005年04月20日 14時32分更新

文● 編集部 内田泰仁

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“Prius Note M”(写真は『PN55M』)

従来の“Prius Note”と“Prius Air Note”を一本化し、デザインの変更も行なわれた“Prius Note M”シリーズは、シリーズ中最高の処理性能を持つCPUほかを搭載するハイエンドモデル『PN55M』、TVチューナー内蔵モデル『AR37MT』、無線LAN機能を搭載したエントリー向け低価格モデル『PN35M』、無線LAN機能を搭載しないエントリー向け低価格モデル『PN33M』の4モデルで、1シリーズでエントリーからハイエンドまでをカバーする。モデルごとの違いは以下のとおり。

『PN55M』
CPU:Pentium M 740-1.73GHz、メモリー:512MB、HDD:100GB、無線LAN:IEEE 802.11a/b/g準拠、液晶ディスプレー:15インチ“スーパーラスタービュー液晶”(XGA表示、高輝度低反射タイプ)、TVチューナー:なし、本体サイズ:幅328×奥行き284×高さ41.8mm(最薄部35.3mm)、重さ:約2.7kg、バッテリー駆動時間:約2.6時間(JEITA測定法1.0)
『AR37MT』
CPU:Celeron M 360-1.40GHz、メモリー:512MB、HDD:100GB、無線LAN:なし、液晶ディスプレー:15インチ“スーパーラスタービューEX液晶”(XGA表示、高輝度低反射広視野角タイプで、4モデル中最高ランク)、TVチューナー:ハードウェアMPEG-2エンコーダーおよびカラーエンハンス(色補正)機能付きTVチューナー内蔵、本体サイズ:幅328×奥行き284×高さ41.8mm(最薄部35.3mm)、重さ:約2.7kg、バッテリー駆動時間:約1.6時間(JEITA測定法1.0)
『PN35M』
CPU:Celeron M 360-1.40GHz、メモリー:512MB、HDD:80GB、無線LAN:IEEE 802.11a/b/g準拠、液晶ディスプレー:15インチ“スーパーラスタービュー液晶”(XGA表示、高輝度低反射タイプ)、TVチューナー:なし、本体サイズ:幅328×奥行き284×高さ41.8mm(最薄部35.3mm)、重さ:約2.7kg、バッテリー駆動時間:約1.6時間(JEITA測定法1.0)
『PN33M』
CPU:Celeron M 360-1.40GHz、メモリー:512MB、HDD:80GB、無線LAN:なし、液晶ディスプレー:15インチ“スーパーラスタービュー液晶”(XGA表示、高輝度低反射タイプ)、TVチューナー:なし、本体サイズ:幅328×奥行き284×高さ39mm(最薄部32.5mm)、重さ:約2.65kg、バッテリー駆動時間:約1.7時間(JEITA測定法1.0)

このほかのスペックは共通で、チップセットはIntel 852GMV(グラフィックス機能内蔵)、光ディスクドライブはDVDマルチプラスドライブ(DVD-RAM:記録/再生3倍速、DVD±R:記録/再生8倍速、DVD±RW:記録4倍速/再生6倍速、DVD+R DL:記録2.4倍速/再生4倍速、DVD-ROM再生:8倍速、CD-R記録:24倍速、CD-RW記録:10倍速、CD再生:24倍速)。

インターフェース類は、USB 2.0×4、IEEE 1394×1、アナログRGB出力(ミニD-Sub15ピン)×1、ライン入力×1、マイク入力×1、光デジタル音声出力/ヘッドホン出力×1。このほかに、『AR37MT』はコンポジット映像入力×1、テレビアンテナ入力×1、ビデオ音声入力×1を、『PN33M』は液晶ディスプレー上部にモノラルマイクを装備する。拡張スロット類は、PCカードスロット(Type II×1、Card Bus対応)、SDメモリーカード/メモリースティックスロット(メモリースティックPRO対応、MagicGate非対応。miniSDカード、メモリースティックDuo使用時はアダプターが必要)×1。通信機能は、全機種共通で10/100BASE-TX対応のEhternetとV.90準拠の56kbpsモデムを持つ。

OSはいずれもWindows XP Home Edition SP2。付属ソフト類は基本的に全モデル共通で、『Prius Navistation3』『Microsoft Office Personal Edition 2003』『マカフィー・ウイルススキャン』『マカフィー・パーソナルファイアウォールプラス』『RecordNow! 7.3』『DVD MovieWriter 3.5 for HITACHI』、など。このほかに『AR37MT』には、ネットワークコンテンツサーバー『DiXiM Media Server』およびクライアント『DiXiM Media Client』が付属。また、『PN33M』には家計簿ソフト『てきぱき家計簿マム4』と経路検索ソフト『駅すぱあと』が付属せず、タイピング練習ソフト『タイピングドリーム アフロ犬』が付属する。

価格はすべてオープンプライスで、編集部による予想実売価格は、『PN55M』が20万円前後、『AR37MT』が19万円前後、『PN35M』が17万円台半ば、『PN33M』が16万円前後。

“Prius Gear M”『GN38M』

モバイル性能も重視したA4ノートパソコン“Prius Gear M”は、前モデルと同じく『GN38M』のみの1モデル。シルバー&ブラックのツートーンカラーボディーやヘアライン加工を施したアルミパームレストといったAV機器をイメージしたデザインを踏襲するが、この夏の低価格製品のラインナップ拡充路線に従って、CPUが前モデルのPentium M 735-1.70GHzからCeleron M 360-1.40GHzに、HDDが80GBから60GBに、光ディスクドライブ(着脱式、標準でウェートセイバーが付属)がDVDマルチプラスドライブからDVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ(DVD-ROM再生:8倍速、DVD-RAM再生:2倍速、CD-R記録:24倍速、CD-RW記録:10倍速、CD再生:24倍速)にそれぞれ変更されている。

これ以外のスペックは、チップセットが852GM(グラフィックス機能内蔵)、メモリーが256MB、液晶ディスプレーは12.1インチワイド“ラスタービュー液晶”ディスプレーで、表示解像度/色数は1280×800ドット/1677万色。

インターフェース類は、USB 2.0×3、IEEE 1394×1、アナログRGB出力(ミニD-Sub15ピン)×1、コンポジット映像出力×1、マイク入力×1、光デジタル音声出力/ヘッドホン出力×1。拡張スロット類は、PCカードスロット(Type II×1、Card Bus対応)、CFカードスロットスロット(Type II×1)。通信機能はIEEE 802.11a/b/g準拠の無線LAN、10/100BASE-TX対応のEhternet、V.90準拠の56kbpsモデムの3種類。

本体サイズは幅296.8×奥行き226.4×高さ46.0mm(最薄部33.3mm)、重さは約1.83kg(ウェートセイバー装着時)/約2.03kg(コンボドライブ装着時)。バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、駆動時間は約3.4時間(JEITA測定法1.0による)。また、オプションとして、ハードウェアMPEG-2エンコーダー搭載のTVチューナーユニット(コンボドライブと排他利用、標準価格は2万9100円)、大容量バッテリー(標準価格2万8500円)が用意される。

OSはWindows XP Home Edition SP2。ソフトウェアは、他のPrius各モデルにも付属している『Prius Navistation3』『Microsoft Office Personal Edition 2003』『マカフィー・ウイルススキャン』『マカフィー・パーソナルファイアウォールプラス』『RecordNow! 7.3』『DVD MovieWriter 3.5 for HITACHI』などのほか、マルチメディアコンテンツ管理ソフト『MediaMarina』やルート検索機能付き地図ソフト『Super Mapple Digital 5 for HITACHI』が付属する。

価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は17万円台半ば。

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