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日立、低価格製品のラインナップを拡充した2005年夏モデル“Prius M”5シリーズ12モデルを発表

2005年04月20日 14時32分更新

文● 編集部 内田泰仁

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“Prius Air M”

エントリーからミッドレンジ向けコンパクトタワータイプ“Prius Air M”は、CPU/メモリー/HDD/付属ディスプレー/TVチューナーカードの種類および有無の違いによる3モデルをラインナップする。ラインアップ構成とスペックの違いは以下の通り。

『AR37M』
CPU:Celeron D 345-3.06GHz/メモリー:512MB(デュアルチャネルDDR SDRAM、256MB×2)/HDD:250GB(UltraATA/100接続)/付属ディスプレー:19インチ“ラスタービュー液晶”ディスプレー(表示解像度:1280×1024ドット、表示色数:1619万色、コントラスト比:450:1、輝度:約400cd/m2、視野角:水平140度/垂直135度)/TVチューナーカード:搭載(高画質TVチューナー(※1))
『AR35M』
CPU:Celeron D 345-3.06GHz/メモリー:512MB(デュアルチャネルDDR SDRAM、256MB×2)/HDD:250GB(UltraATA/100接続)/付属ディスプレー:17インチ“ピュアカラー液晶”ディスプレー(表示解像度:1280×1024ドット、表示色数:1619万色、コントラスト比:450:1、輝度:約300cd/m2、視野角:水平140度/垂直130度、着脱式ラスターパネル付属)/TVチューナーカード:搭載
『AR33M』
CPU:Celeron D 340-2.93GHz/メモリー:256MB(DDR SDRAM)/HDD:160GB(UltraATA/100接続)/付属ディスプレー:17インチ“ピュアカラー液晶”ディスプレー(表示解像度:1280×1024ドット、表示色数:1619万色、コントラスト比:450:1、輝度:約300cd/m2、視野角:水平140度/垂直130度、着脱式ラスターパネル付属)/TVチューナーカード:なし

※1 高画質化回路として10bitADコンバーター/デジタルノイズリダクション/3次元Y/C分離/ゴーストリデューサー/タイムベースコレクターを装備。なお、AR47MとAR35MのTVチューナーカードはいずれも、シングルTVチューナーとハードウェアMPEG-2エンコーダーを搭載。TV/ビデオ表示の画質を向上させるソフトウェアフィルターは全モデルが搭載。

上記以外のスペックは3モデルとも共通で、チップセットはIntel 865GV、光ディスクドライブはDVDマルチプラスドライブ(DVD-RAM:記録/再生5倍速、DVD±R:記録16倍速/再生10倍速、DVD-RW:記録6倍速/再生8倍速、DVD+RW:記録/再生8倍速、DVD+R DL:記録4倍速/再生8倍速、DVD-ROM再生:16倍速、CD-R記録:40倍速、CD-RW記録:24倍速、CD再生:40倍速)、グラフィックス機能はチップセット内蔵(ビデオカード増設用スロットはなし)。TVチューナーカードは、MPEG-2ハードウェアエンコーダーを搭載したシングルチューナータイプ。

インターフェース類は、USB 2.0×6(前面2、背面4。背面のうち1ポートはディスプレーまたはリモコン受信ユニット用)、IEEE 1394×1、PS/2×2、アナログRGB出力(ミニD-Sub15ピン)×1、S映像入力×1、コンポジット映像入力×1、テレビアンテナ入力×1、ビデオ音声入力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、光デジタル音声出力/マイク入力×1、ヘッドホン出力×1。拡張スロット類は、PCIスロット×2(TVチューナーカードとファクスモデムがそれぞれ1スロットずつ専有)、PCカードスロット(Type II×2またはType III×1、Card Bus対応)、SDメモリーカード/メモリースティックスロット(メモリースティックPRO対応、MagicGate非対応)×1。通信機能は10/100/1000BASE-T対応のEhternetとV.90準拠の56kbpsモデム。製品には専用リモコンが付属する(リモコン受信ユニットは、『AR37L』では外付け、『AR35L』では付属ディスプレーに内蔵)。

本体サイズは幅93×奥行き377×高さ359mm、重さは約7.8kg。OS、付属ソフトは“Prius Deck M”とほぼ同様だが、ゲームソフトとビデオ編集ソフト『VideoStudio 8 SE』およびゲームソフト『AI囲碁 for HITACHI』『AI将棋 for HITACHI』『AI麻雀 for HITACHI』が付属せず、時刻表/経路検索ソフト『駅すぱあと』とキーボード入力練習ソフト『タイピングドリーム アフロ犬』が付属する。 また、『AR33M』にはネットワークコンテンツサーバー『DiXiM Media Server』とそのクライアント『DiXiM Media Client』が付属しない。

価格はいずれもオープンプライスで、編集部による予想実売価格は『AR37M』が20万円台半ば、『AR35M』が18万円台半ば、『AR33M』が16万円前後。

“Prius Air One M”

液晶一体型ディスプレー“Prius Air One M”は、エントリー向けラインナップの拡充路線により、ハードウェアMPEG-2エンコーダー付きTVチューナーカードを搭載する『AW33M』と、TVチューナーなしの『AW31M』の2モデル構成となった(前モデルはTVチューナー搭載の1モデルのみだった)。外観は前モデルから特に変更はなく、ディスプレーおよび本体部のチルト/スイベル機構や、光ディスクドライブやUSBポートを本体前面の液晶ディスプレー下部に設置するフロントアクセス構造を踏襲する。また、キーボードおよびマウスは、新たにワイヤレスタイプ(2.4GHz帯無線、使用可能距離は最大5m)のものが採用されている。

スペックは、メモリーおよびHDD容量以外は両モデルとも共通で、CPUはCeleron D 340-2.93GHz、チップセットはIntel 865GV、光ディスクドライブはDVDマルチプラスドライブDVDマルチプラスドライブ(DVD-RAM:記録/再生5倍速、DVD±R:記録16倍速/再生10倍速、DVD-RW:記録6倍速/再生8倍速、DVD+RW:記録/再生8倍速、DVD+R DL:記録4倍速/再生8倍速、DVD-ROM再生:16倍速、CD-R記録:40倍速、CD-RW記録:24倍速、CD再生:40倍速)、グラフィックス機能はチップセット内蔵(ビデオカード増設用スロットはなし)。メモリーは『AW33M』が512MB(デュアルチャネルDDR SDRAM、256MB×2)、『AW31M』が256MB(DDR SDRAM)、HDDは『AR33M』が200GB、『AR31M』が160GB。『AW33M』のTVチューナーカードは、MPEG-2ハードウェアエンコーダーを搭載したシングルチューナータイプ(高画質化回路なし)。

インターフェース類は、USB 2.0×6(前面2、背面4)、IEEE 1394×1、PS/2×2、ライン入力×1、ライン出力/光デジタル音声出力(共用)×1、マイク入力×1、ヘッドホン出力×1。『AM33M』はこのほかにS映像入力×1、コンポジット映像入力×1、テレビアンテナ入力×1、ビデオ音声入力×1を持つ。拡張スロット類は、PCIスロット×1(『AM33M』ではTVチューナーカードが1スロット専有)、PCカードスロット(Type II×2またはType III×1、Card Bus対応)、SDメモリーカード/メモリースティックスロット(メモリースティックPRO対応、MagicGate非対応)×1。通信機能は10/100BASE-TX対応のEhternetとV.90準拠の56kbpsモデム。内蔵液晶ディスプレーは、表示解像度1280×1024ドット、表示色数1619万色、コントラスト比500:1、輝度約250cd/m2、視野角が水平/垂直ともに140度。

本体サイズは幅394×奥行き257×高さ431mm、重さは約12kg。OSや付属ソフトウェアは“Prius Air M”と同様。価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は『AW33M』が18万円前後、『AW31M』は16万円前後。

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