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アップルコンピュータ、HDビデオ制作用統合環境『Final Cut Studio』を6月下旬に発売

2005年04月18日 22時48分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)は18日、HDビデオ制作用統合環境『Final Cut Studio』(ファイナルカットスタジオ)を発表した。

Final Cut Studio Final Cut Pro 5
Final Cut StudioのパッケージFinal Cut Pro 5の編集画面

Final Cut Studioは、ビデオ編集ソフトの『Final Cut Pro 5』に加えて、オーディオ編集ソフトの『Soundtrack Pro』(サウンドトラックプロ)、モーショングラフィックスソフトの『Motion 2』(モーションツー)、HD DVD規格に対応したDVDオーサリングソフト『DVD Studio Pro 4』(ディーヴィーディースタジオプロフォー)などをひとつにまとめたもの。対応OSはMac OS X 10.9以降。価格はオープンプライスで、同社の直販サイト“Apple Store”(アップルストア)などでの販売価格は12万8000円となる予定。発売時期は6月下旬。また『Final Cut Pro』の登録ユーザーは7万5000円、『Production Suite』のユーザーは5万2000円で同製品にアップグレードすることが可能。

なお、同社の米国本社である米アップルコンピュータ社は、17日(米国時間)、Final Cut Studioの発表と合わせてデジタルエフェクト合成ソフト『Shake 4』(シェイクフォー)を発表している。Shake 4は“3Dマルチレイヤー合成機能”と画像をドット単位で分析し、スムーズなスローモーションと自動的なスタビライズを可能にする“オプティカルフロー”技術、などを搭載。Final Cut Pro 5と統合的に利用することが可能だという。価格はオープンプライスで、米Apple Storeにおける販売価格は2999ドルから(約32万900円)。アップルコンピュータ(株)のウェブサイトでは、国内での販売情報に関していまのところ掲載されていない。

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