日本HP、15.4インチWUXGA液晶パネルとMOBILITY FireGL V5000を搭載したハイエンドノートパソコン『HP Compaq nw8240 Notebook PC』を発売

日本ヒューレット・パッカード(株)は18日、カナダATIテクノロジーズ社のPCI Express x16対応グラフィックスチップ『MOBILITY FireGL V5000』を搭載し、15.4インチWUXGA液晶ディスプレーを搭載したハイエンドノートパソコン『HP Compaq nw8240 Notebook PC(エイチピー コンパック ノートブック ピーシー)』の販売を21日に開始すると発表した。ラインアップは、Pentium M 770-2.13GHzと2GBのメモリーを搭載した“ハイパフォーマンスモデル”、1GBのメモリーを搭載したハイパフォーマンスモデル、液晶パネルが15.4インチWSXGA＋のHP Directplus専用モデル“エントリーモデル”の3モデル。価格は、ハイパフォーマンスモデル(2GB)が41万7900円、ハイパフォーマンスモデル(1GB)が31万2900円、エントリーモデルが26万400円で、エントリーモデルのみ5月中旬発売の予定。

『HP Compaq nw8240 Notebook PC』

“ハイパフォーマンスモデル”『PM770/15Z/2048/60/Y/BWL/XP』は、Pentium M 770-2.13GHz、インテル915PMチップセット、2GBのメモリー(PC4200準拠DDR2 SDRAM)、60GBのHDD(毎分7200回転)、DVD±R/±RWドライブ(DVD±R書き込み2倍速/DVD+R書き込み2.4倍速/DVD-RW書き換え2倍速/DVD+RW書き換え2.4倍速)を搭載する。液晶ディスプレーは1920×1200ドットで最大1677万色表示に対応し、主周囲の明るさに応じて輝度を調整するための“周辺光センサ”を搭載する。グラフィックスメモリーは128MB(DDR SDRAM)。

同社のビジネス向けノートパソコン『HP Compaq nc6230 Notebook PC』などと同様に、HDDを3点で固定する“モバイルデータプロテクションシステム”を採用し、パームレストには防弾/防爆用の特殊素材である米ゼネラル・エレクトリック社が開発したポリカーボネートフィルム“レキサン(LEXAN)”を利用した“スクラッチフリーコーティング”が施されている。セキュリティー機能では、セキュリティーチップを標準で搭載し、セキュリティーソフト『HP Protect Toolsセキュリティマネージャ』が付属する。

インターフェースは、USB 2.0×3、IEEE 1494(4ピン)、シリアル、アナログRGB出力、マイク入力、ヘッドホン出力、拡張コネクター、ポートリプリケーター接続ポート、トラベルバッテリー接続ポート、スマートカード(ICカード)リーダーなどを装備する。ネットワーク機能は、IEEE 802.11a/b/g(オン/オフボタン付き)、Bluetooth 1.2、10/100/1000BASE-T、赤外線(Fast IrDA)、56kbpsモデムなどを搭載する。拡張スロットは、PCカードスロット(Type I/II、CardBus対応)、SDカードスロット、スマートカードスロットを搭載。

本体サイズは幅356×奥行き264×高さ28mm、重量は約2.63kg(ウェイトセーバー装着時)。キーボードのピッチは19mm、ストロークは2.5mm。電源はリチウムイオンバッテリー(14.4V、4.8Ah)で約3～5時間の駆動が可能(同社調べ)。OSはWindows XP Professionalをプレインストールし、DVDオーサリングソフト『WinDVD Creator 2』、ライティングソフト『RecordNow! 7』などが付属する。保証期間は3年間。

“ハイパフォーマンスモデル”『PM770/15Z/1024/60/V/WL/XP』は、メモリーを1GB、光ドライブを8倍速DVD-ROMドライブ、無線LAN機能をIEEE 802.11b/gに変更し、Bluetooth 1.2を搭載しないモデルとなる。

“エントリーモデル”『PM740/15Y/512/60/Y/WL/XP』は、CPUをPentium M 740-1.73GHz、メモリーを512MB、光ドライブをDVD±R/±RWドライブ、液晶ディスプレーを15.4インチWSXGA＋(1680×1050ドット/最大1677万色表示)に変更したモデル。

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