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トレンドマイクロ、スパイウェア対策を強化した『ウイルスバスター コーポレートエディション 7.0』を出荷

2005年04月11日 19時13分更新

文● 編集部

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トレンドマイクロ(株)は11日、企業向けの総合セキュリティーソフト『ウイルスバスター コーポレートエディション 7.0』の出荷を5月18日に開始すると発表した。

“ウイルスバスター コーポレートエディション”は、企業向けの統合セキュリティーソフトで、社内のパソコンやサーバーのセキュリティー対策(ウイルス/スパイウェア/不正アクセスなど)の状況をウェブコンソールから一元管理できるのが特徴。最新版の『ウイルスバスター コーポレートエディション 7.0』では、スパイウェア対策が強化され、リアルタイムで検索/削除が行なえるようになった。アドウェア/ダイヤラー/パスワードクラッカー/ジョークプログラムなどのグレーゾーンに属するプログラムもリアルタイムで検出できるという。オプションとして、スパイウェアが改ざんしたレジストリを復旧するサービス“ダメージクリーンナップサービス”も提供する。

感染状況などのログ情報の送信を制御して社内ネットワークの圧迫を回避する“ウイルスログスロットル”や、ウイルス検索時のCPUの負荷の設定(3段階)、管理サーバーのデータ(クライアントのパターン情報や感染履歴など)のバックアップにも対応。64bit環境(Itanium 2)にも対応したという(Athlon 64やXeon/Pentium 4のEM64Tへの対応は第3四半期を予定)。

管理サーバーの対応OSは、Windows NT Server 4.0(SP6a以降)/2000 Server/2000 Advanced Server(SP2以降)、Windows Server 2003, Standard Edition/Enterprise Edition。ウェブサーバーはIIS 4.0/5.0/6.0、Apache 2.0以上(Windows 2000 Server、Windows Server 2003)。クライアントは、Windows 95/95 OSR2/98/98 SE/Me/NT Server 4.0/NT Workstation 4.0 (SP6a)/2000 Professional/2000 Server/2000 Advanced Server(SP2以降)/Windows XP SP1、Windows Server 2003, Standard Edition/Enterprise Edition。64bit環境ではWindows XP 64-Bit Edition、Windows Server 2003。

価格は、5ライセンス(1年間)で3万6000円(税別)。“エンタープライズクライアントファイアウォール”を搭載した『ウイルスバスター コーポレートエディション 7.0 アドバンス』が5ライセンスで4万9000円(税別)、サーバーOS用の『ウイルスバスター コーポレートエディション 7.0 サーバ版』が20ライセンスで6万9000円(税別)、『ウイルスバスター コーポレートエディション 7.0 アドバンス サーバ版』が20ライセンスで9万4000円(税別)。オプションの“ダメージクリーンナップサービス”が5ライセンスで1万6000(税別)。ボリュームディスカウントや1年ごとの更新サービスも用意されており、契約更新料は新規価格の50%。

同社では年間販売目標を130億円としている。

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