日本ヒューレット・パッカード(株)は23日、x86サーバー“HP ProLiantファミリ”のエントリークラスの最新モデル『HP ProLiant ML110 Generation 2』として6製品を追加すると発表した。同日付けで受注を開始する。出荷開始は28日。価格は4万9980円から。C.T.O.(注文仕様生産)に対応し、正式受注から標準5営業日で納品するという。“HP Directplusオンラインストア”とHP ダイレクトパートナー経由で販売する。
 | 『HP ProLiant ML110 Generation2』 |
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『HP ProLiant ML110 Generation2』は、チップセットにインテルE7221を採用したほか、リモート管理オプションに対応したのが特徴。中小規模の企業が最初に導入することを想定した製品で、ファイルサーバーやプリンター共有、小規模グループウェア用途向けに販売する。CPUはPentium 4-3.20GHz/3.40GHzまたはCeleron-2.80GHzの1Wayで、ディスクコントローラーはシリアルATA(4チャネルオンボード、または6ポートRAID対応)またはUltra320 SCSIで、最大4基のHDDを内蔵できる。最大容量はホットプラグ対応SATAモデルの1TB(250GB×4)。メモリーは256MB(ECC対応PC3200準拠DDR SDRAM、Unbuffered、最大4GB)を搭載する。インターフェースは10/100/1000BASE-T、シリアル、パラレル、PS/2×2、USB 2.0×5。拡張スロットはPCI-X(64bit/100MHz)×3、PCI(32bit/33MHz)、PCI Express x4を装備する。本体はタワー型で、サイズは幅200×奥行き500×高さ424mm、重量は約14.8kg。
リモート管理オプション『Lights-Out100リモートマネジメントカード』に対応しており、同カードを装着することで、リモートサーバーとして遠隔管理も可能。
サポートOSは、Windows Server 2003, Standard/Web Edition、Windows Small Business Server 2003, Standard/Premium Edition、NetWare 6.5、Novell SBS 6.5、SUSE Linux Enterprise Server 9、Red Hat Enterprise Linux 3、SCO Open Server 5.0.7。製品には、ハードウェア診断サポート、事前予防保証(HDD/メモリー/CPUが対象)、1年間パーツ保証、1年間翌日オンサイトサービスが提供される。
最小構成のノンホットプラグSATAモデル“T02 C2800-256K 256MB 80GB NHP-SATA”の場合、Celeron-2.80GHz、256MBのメモリー、48倍速CD-ROMドライブ、80GBのHDDの構成で、価格は4万9980円。CPUをPentium 4-3.40GHzにアップグレードし、6ポートSATA RAIDコントローラーを追加したホットプラグ対応SATAモデル“T02 P3400-1MB 256MB SATA”の価格は12万750円。
