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NEC、26インチワイド液晶パネル&Wチューナー搭載の“VALUESTAR W”など、TV視聴・録画機能を強化したVALUESTAR夏モデルを発表

2005年04月13日 10時59分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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『VALUESTAR SR VR770/CD』
液晶一体型『VALUESTAR SR VR770/CD』

高速応答パネルや低音強調ソフトウェアの採用でTV視聴機能を強化した液晶一体型
VALUESTAR SR

VR770/CD
HTテクノロジ対応Pentium 4 530J-3GHz/Intel 915GV/512MBメモリー&約250GB HDD&DVD+R DL対応“DVDスーパーマルチドライブ”内蔵/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/19インチSXGA液晶ディスプレー内蔵
25万円前後 今月下旬出荷予定
VR770/CD
Celeron D 340J-2.93GHz/Intel 915GV/512MBメモリー&約250GB HDD&DVD+R DL対応“DVDスーパーマルチドライブ”内蔵/TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/19インチSXGA液晶ディスプレー内蔵
22万円前後 今月下旬出荷予定
VR500/CD
Celeron D 340J-2.93GHz/Intel 915GV/512MBメモリー&約250GB HDD&DVD+R DL対応“DVDスーパーマルチドライブ”内蔵/TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/17インチSXGA液晶ディスプレー内蔵
20万円前後 今月下旬出荷予定

19インチもしくは17インチのSXGA液晶ディスプレー一体型モデル“VALUESTAR SR”は、本体スペックには大きな変更がないものの、液晶パネルの応答速度を12ms(ブラック→ホワイト)に高速化したという(ただし、従来モデルの応答速度は非公開)。また、TVチューナーの配置を変更して、アンテナケーブルの抜き差しを容易にした。サウンド面では、低音強調ソフトウェア“MaxxBass”をプレインストールし、高音質化を図っている。

主なスペックは、チップセットにグラフィックスアクセラレーター内蔵のIntel 915GVを採用し、メインメモリーはPC3200対応DDR SDRAMを256MB×2(デュアルチャネル)で合計512MB、最大2GBまで増設可能(空きメモリースロットは0)。

HDDはシリアルATA接続の毎分7200回転タイプで、光ドライブの記録速度はDVD-RAM5倍速/DVD+RW4倍速/DVD+R16倍速/DVD+R DL4倍速/DVD-R16倍速/DVD-RW6倍速など。通信機能は、10/100BASE-TX対応のEthernetとV.90対応56kbpsファクスモデムを搭載。

インターフェースは、USB 2.0×6/IEEE 1394(4ピン)×1/オーディオ入出力(光デジタル出力含む)/ビデオ入力(S-Video/コンポジット各1)など。拡張スロットはType II×2(Type III×1)のPCカードスロットと、SDメモリーカード/メモリースティック(PRO)/xDピクチャーカード対応の“トリプルメモリースロット”を内蔵する。

消費電力は最上位モデルが標準約123W/最大約210W、中位モデルは約114W/約197W、最下位モデルは約109W/約194W。本体サイズと重量は、幅472×奥行き258×高さ465mm/約20.5kg(最下位機種のみ約20kg)。OSはWindows XP Home Edition SP2で、Microsoft Office Personal Edition 2003をプレインストールする。本体にはワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、リモコンが付属。



『VALUESTAR L VL770/CD』 『VALUESTAR L VL700/CD』
19インチSXGA液晶ディスプレーが付属する最上位モデル『VALUESTAR L VL770/CD』17インチSXGA液晶ディスプレーが付属する『VALUESTAR L VL700/CD』

従来より高輝度な液晶パネル採用モデルも登場 スタンダードデスクトップ
VALUESTAR L

VL770/CD
HTテクノロジ対応Pentium 4 630-3GHz/Intel 915GV/512MBメモリー&約300GB HDD&DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ内蔵/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー×2内蔵/19インチSXGA液晶ディスプレー付属
36万円~37万円程度 今月下旬出荷予定
VL770/BD
HTテクノロジ対応Pentium 4 540-3.20GHz/Intel 915GV/512MBメモリー&約250GB HDD&DVD+R DL対応“DVDスーパーマルチドライブ”内蔵/TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/19インチWXGA液晶ディスプレー付属
27万円半ば 5月中旬出荷予定
VL700/CD
Celeron D 340-2.93GHz/Intel 915GV/512MBメモリー&約250GB HDD&DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ内蔵/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー×2内蔵/SoundVu対応19インチSXGA液晶ディスプレー付属
22万円半ば 5月中旬出荷予定
VL590/CD
HTテクノロジ対応Pentium 4 630-3GHz/Intel 915GV/512MBメモリー&約300GB HDD&DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ内蔵/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/SoundVu対応17インチSXGA液晶ディスプレー付属
24万円半ば 今月下旬出荷予定
VL570/CD
Celeron D 340-2.93GHz/Intel 915GV/512MBメモリー&約250GB HDD&DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ内蔵/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/SoundVu対応17インチSXGA液晶ディスプレー付属
20万円半ば 今月下旬出荷予定
VL500/CD
Celeron D 340-2.93GHz/Intel 915GV/256MBメモリー&約200GB HDD&DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ内蔵/VISITAL搭載TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/17インチSXGA液晶ディスプレー付属
19万円程度 今月下旬出荷予定
太字は従来機種からの変更・強化点

スリムデスクトップの本体と液晶ディスプレーを組み合わせた、セパレートタイプのスタンダードモデル“VALUESTAR L”の夏モデルでは、地上デジタル放送対応モデルやワイド液晶ディスプレー付属モデルが省略され、全機種で地上アナログチューナーとSXGA表示の液晶ディスプレーが付属となった。

代わりに上位2モデルが2画面同時録画が可能な“Wチューナー搭載モデル”となっている。これは、1枚のボードに2系統のTVチューナーを搭載した新設計の専用カードにより実現したもの。録画操作を開始する前に戻って録画し始める“さかのぼり録画”は2系統とも利用できるが、一方は常にMPEG-2変換しながら再生表示するため、若干遅延が生じる。またDVDメディアに直接録画する“ダイレクトレコーディング機能”が利用できるのが一方のみ、などの細かい制限があるという。また、Windowsを起動せずにTV視聴(録画は不可)やCD/DVDの再生が楽しめる“インスタント機能”も搭載する。

主なスペックは、チップセットにグラフィックスアクセラレーター内蔵のIntel 915GVを採用。メインメモリーはPC3200対応DDR SDRAMで、最大2GBまで増設可能(空きメモリースロットは0)。HDDはシリアルATA接続の毎分7200回転タイプ。光ドライブの記録速度はDVD-RAM5倍速/DVD+RW8倍速/DVD+R16倍速/DVD+R DL4倍速/DVD-R16倍速/DVD-RW6倍速など。通信機能は、10/100BASE-TX対応のEthernetとV.90対応56kbpsファクスモデムを搭載。

インターフェースは、USB 2.0×6/IEEE 1394(4ピン)×2/DVI-I×1/パラレル×1/PS/2×2/オーディオ入出力(光デジタル出力含む)/ビデオ入力(S-Video/コンポジット各1)など。拡張スロットはType II×2(Type III×1)のPCカードスロットとトリプルメモリースロットを内蔵する。

消費電力は最上位モデルから順に標準約110W/最大約221W、約86W/約194W、約106W/約217W、約82W/約191W、約79W/約188W。本体サイズと重量は、幅100×奥行き366×高さ332mm/約9.3kg。Windows XP Home Edition SP2、Microsoft Office Personal Edition 2003をプレインストールする。



『VALUESTAR TX VX980/CE』
水冷デスクトップ『VALUESTAR TX VX980/CE』

水冷機構&HDD2台内蔵のフラッグシップモデル
VALUESTAR TX

VX980/CE
HTテクノロジ対応Pentium 4 640J-3.20GHz/Intel 915G/1GBメモリー約500GB(250GB×2) HDD&DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ内蔵/VISITAL搭載地上デジタル&BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/SoundVu対応&TVチューナー内蔵23インチWXGA液晶ディスプレー付属
50万円程度 今月下旬出荷予定
VX700/CD
HTテクノロジ対応Pentium 4 630J-3GHz/Intel 915G/512MBメモリー&約400GB(200GB×2) HDD&DVD+R DL対応DVDスーパーマルチドライブ内蔵/TVチューナー&ハードウェアMPEG-2エンコーダー内蔵/SoundVu対応17インチSXGA液晶ディスプレー内蔵
26万円程度 今月下旬出荷予定
太字は従来機種からの変更・強化点

水冷機構搭載のVALUESTARは、夏モデルではPentium 4搭載の“VALUESTAR TX”2製品のみとなった(Athlon 64搭載の“VALUESTAR TZ”は発表されず)。採用するCPUはフラッグシップモデルらしく、今年2月に発表されたインテルの“64bit拡張技術対応Pentium 4”に刷新され、最上位モデルはメモリーを標準で1GB搭載する(512MB×2のデュアルチャネル構成)。

そのほかのスペックは、チップセットにIntel 915Gを採用し、グラフィックスアクセラレーターにはカナダATIテクノロジーズ社のRADEON X600 PRO搭載カードをPCI Express x16スロットに装備。メインメモリーはPC2-4200対応DDR2 SDRAMで、最大2GBまで増設可能(空きメモリースロットは0)。HDDはシリアルATA接続の毎分7200回転タイプ。光ドライブの記録速度はDVD-RAM5倍速/DVD+RW8倍速/DVD+R16倍速/DVD+R DL4倍速/DVD-R16倍速/DVD-RW6倍速など。通信機能は、10/100BASE-TX対応のEthernetとV.90対応56kbpsファクスモデムを搭載。

インターフェースは、USB 2.0×8(下位モデルは5)/IEEE 1394(4ピン)×2/DVI-I×1/アナログRGB×1/シリアル×1/パラレル×1/PS/2×2/オーディオ入出力(光デジタル出力含む)/ビデオ入力(S-Video/コンポジット各2)など。拡張スロットはType II×2(Type III×1)のPCカードスロットとトリプルメモリースロットを内蔵する。

消費電力は上位モデルが標準約116W/最大約221W、下位モデルは約130W/約259W。本体サイズと重量は、幅173×奥行き450×高さ380mm/約16kg。プレインストールOSは上位モデルがWindows XP Professional SP2、下位モデルはWindows XP Home Edition SP2。Microsoft Office Personal Edition 2003をプレインストールする。


『VALUESTAR G タイプC』
スリムデスクトップ『VALUESTAR G タイプC』

1月に発表された、同社直販サイト“NEC Direct(エヌイーシーダイレクト)”オリジナルのB.T.O.(Build to Order)モデル『VALUESTAR G タイプC』も、夏モデルの発表に合わせてスペックが強化された。

VALUESTAR Lと同様、1枚に2系統のTVチューナーを搭載したPCIカードを選択可能で、2番組の同時視聴/録画が可能なほか、HDDを2台内蔵可能となり、最大約400GB(200GB×2)を選択可能になった。選択可能なオプションの詳細や価格は同社ウェブサイトを参照いただきたい。



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