先週紹介した12cm角ファンを標準装備する巨大CPUクーラー「Vanessa L-type」の販売が今日からスタートしている。ヒートパイプの役割もあるという直径25mmの極太サイズとなる銅柱はまさに圧巻だ。
フィンを上から見ると羽根を広げた蝶を模した形状に。女性キャラクターのイラストまで描かれている | 搭載する12cm角ファンは回転数900~1800rpm(20~34dB)という仕様 |
この製品は、銅柱をコアの上に立ててヒートシンクを貫くという、CPUクーラーではよく見られる構造を採用している。ただし、ヒートシンクのフィンを上から見ると羽根を広げた蝶を模した形状に。TITANではこれを“Butterfly design”と呼んでおり女性キャラクターのイラストまで描かれている。
スペックは、本体サイズは130(W)×117(D)×150(H)mm、回転数900~1800rpm(20~34dB)でCPUはLGA775、Socket 478、Socket A/754/939に対応。3.5インチベイ/背面拡張スロット両対応のファンコントローラーが付属する。価格はOnenessで5770円、高速電脳とTSUKUMO eX.で5980円となっている。なお「代理店からは100台限定と聞いている(高速電脳)」とのこと。購入を考えている人は早めに動いたほうがよさそうだ。
構造としてはポピュラーだが、直径25mmの極太サイズとなる銅柱がヒートパイプの役割も兼ねるというのはユニーク | 「代理店からは100台限定と聞いている(高速電脳)」とのこと |
また同社からは3.5インチベイに搭載して使用するファン「DRAGON FAN」も登場している。似たような製品はいくつか発売されてはいるが、この製品は前面にスライドファンコントローラーを装備しており、必要に応じてすぐに風量を調節可能な点が特徴だ。ファン口径は約80mm。回転数は1000~2400rpm(18~35dB)という仕様。販売しているのは高速電脳で1480円だ。
3.5インチベイに搭載して使用するファン「DRAGON FAN」。やはりメーカーはTITAN | 前面のスライドファンコントローラー。気がるに調節できるのはありがたい |