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Pentium 4用“RADEON XPRESS”チップセット登場!

2005年03月16日 23時20分更新

文● 編集部

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 ATI製のPentium 4用チップセット“RADEON XPRESS 200”を搭載したマザーボードが本日登場した。初の製品となったのはASUSTeK製「P5RD1-V」、グラフィックコアを統合した“RADEON EXPRESS 200”にULI製South Bridge“M1573”を組み合わせたATXフォームファクタ製品となっている。

「P5RD1-V」
Pentium 4用“RADEON XPRESS 200”を搭載する初のマザーボード、ASUSTeK製「P5RD1-V」

 Pentium 4用の“RADEON XPRESS 200”は、現地時間11日(金)にATIから発表されたばかりのチップセット。“RADEON XPRESS”といえばAthlon 64用チップセットとしてすでに搭載製品が流通しており、CPUのアーキテクチャからして全く違うため実際のチップは別物であると思われるが、チップセット名称はどちらも“RADEON XPRESS”。ATIのニュースリリースを見る限り、どちらかを区別する必要がある場合のみ“RADEON XPRESS 200 for Intel Processors”“RADEON XPRESS 200 Series for AMD Processors”というように、プラットフォーム名称を付け加えた上で呼ばれている。
 LGA775/Socket 478(ATIのウェブサイトでは“Socket 748”と書かれているが、おそらく誤植であろう)、PCI Expressに対応し、Hyper-Threading、“エグゼキュート・ディスエーブル・ビット”、“拡張版Intel SpeedStepテクノロジ”をサポート。メモリはデュアルチャネル対応で、DDR SDRAM(DDR400まで)とDDR2 SDRAM(DDR2-667まで)の両方が使用可能。Athlon 64版と同様にRADEON X300がベースでDirectX 9対応のグラフィック機能を内蔵するが、Athlon 64版と異なりグラフィックコアを省いた“RADEON XPRESS 200P”は現在ラインナップされていない。PCI ExpressスロットはPCI Express x16が1本、x1が最大4本まで搭載可能となっている。

RADEON XPRESS 200 マニュアルより
Pentium 4用“RADEON XPRESS 200”は、現地時間12日(土)にATIから発表されたばかりマニュアルより。FSBは800MHzまでの対応、RADEON X300ベースのグラフィックコアを内蔵する

 初の搭載製品となったASUSTeK製「P5RD1-V」は、South BridgeにULI製“M1573”を採用。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×3。DIMMスロットは4本でPC3200(DDR400)DDR SDRAM対応、最大メモリ容量4GB。RAID対応(0、1、0+1)のSerial ATAポート×4、ギガビットイーサネット、5.1チャンネルオーディオがオンボード。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで1万4480円、高速電脳とドスパラアキバ店で1万4800円、ドスパラ秋葉原本店とドスパラ秋葉原2号店 Prime館で1万4980円。

拡張スロット Serial ATA
拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×3という構成South BridgeにULI製“M1573”を採用。Serial ATAポート×4を搭載
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