アイティメディア(株)は14日、米TechTarget社と日本国内での戦略的事業提携について合意したと発表した。これは、米TechTargetのオンラインメディアにおける投資対効果(ROI)のマーケティング手法“ROIターゲティング”や“メジャラブルROI(投資対効果の計測化)”をワールドワイドで提供する戦略と、日本国内でオンラインメディア事業を強化したいアイティメディアの目標が合致したことから行なったもの。
アイティメディアは、米TechTargetのウェブサイトと雑誌のコンテンツを独占的に国内で提供するほか、“ROIターゲティング”と“メジャラブルROI”をアイティメディアに教育/技術移転し、日本国内での事業展開について協議。共同事業の中期的な展開について交渉を行なうとしている。
併せて、アイティメディアは、IT分野のマネジメントやビジネスにかかわる読者層を対象とする“ITmedia オルタナティブ”(仮称)と、コンシューマー向けの“ITmedia +D”(仮称)のメディアブランドを投入すると発表した。9月上旬から順次サイトを開設する予定。これにより、IT技術者向けの“＠IT”を含む3つのブランド体制に移行するという。
