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TVチューナ/キャプチャカード「MonsterTV PH-RM」が登場! 拡張ボードで上位モデルにグレードアップ可能

2005年03月12日 21時09分更新

文● 美和

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 エスケイネットから、ハードウェアエンコードながら実売1万円を切るTVチューナ/キャプチャカード「MonsterTV PH-RM」が登場した。

本体
「MonsterTV PH-GTRM」に搭載されていた画質補正基板を取り外した「MonsterTV PH-RM」

 今回の製品は、「MonsterTV PH-GTRM」に搭載されていた画質補正基板を取り外したもの。松下電器産業製3DY/C分離チップ“MN82832”やOren Semiconductor製ゴーストリデューサチップ“OR43300”を搭載した「PH-RM拡張ボード」を別途同社のネット直販サイト“e-SHOP”で購入して、基板上に用意されているコネクタに接続すれば、「MonsterTV PH-GTRM」と同等になるという。なお、本日12日(土)の時点では該当する製品はまだ掲載されていないため、どのくらいの価格で提供されるのかは不明だ。
 対応チャンネルはVHFが1~12ch、UHFが13~62ch、CATVがC13~C63。エンコードチップにはPhilips製の“SAA6752HS”を、デコードチップには同じくPhilips製の“SAA7133HL”を使用。チューナもPhilips製となっている。録画フォーマットはMPEG-2で、ビットレートは最大15Mbps(Iフレームキャプチャは25Mbps)、解像度は720×480/480×480/352×480/352×240ドットを選択可能。制御ソフトからキャプチャ時のGOP設定も可能となっている。また、上位モデルの「MonsterTV PH-GTRM」と今回の製品を最大4枚まで同一のPCに差すことが可能となっており、最大で4番組同時の録画ができるようになっている。インターフェイスは、S-Video×1、映像/音声入力コンポジット×1、アンテナ端子(F型)×1。PCI接続となっており、サイズは143(W)×16(D)×102(H)mm。対応OSは、Windows XP/Media Center Edition 2005/2000 Professional。価格は、TWOTOP秋葉原本店で9780円、TSUKUMO eX.で9800円、Onenessで9970円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万800円。

エンコードチップ 拡張ボード
エンコードチップにはPhilips製の“SAA6752HS”を搭載別売の「PH-RM拡張ボード」を装着すれば、上位モデルの「MonsterTV PH-GTRM」と同等になるという
デコードチップ インターフェイス
デコードチップにはPhilips製の“SAA7133HL”を使用する。写真の左右に見えるのが、拡張ボードを接続するコネクタインターフェイスは、S-Video×1、映像/音声入力コンポジット×1、アンテナ端子(F型)×1
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