エスケイネットから、ハードウェアエンコードながら実売1万円を切るTVチューナ/キャプチャカード「MonsterTV PH-RM」が登場した。
|
---|
「MonsterTV PH-GTRM」に搭載されていた画質補正基板を取り外した「MonsterTV PH-RM」 |
今回の製品は、「MonsterTV PH-GTRM」に搭載されていた画質補正基板を取り外したもの。松下電器産業製3DY/C分離チップ“MN82832”やOren Semiconductor製ゴーストリデューサチップ“OR43300”を搭載した「PH-RM拡張ボード」を別途同社のネット直販サイト“e-SHOP”で購入して、基板上に用意されているコネクタに接続すれば、「MonsterTV PH-GTRM」と同等になるという。なお、本日12日(土)の時点では該当する製品はまだ掲載されていないため、どのくらいの価格で提供されるのかは不明だ。
対応チャンネルはVHFが1~12ch、UHFが13~62ch、CATVがC13~C63。エンコードチップにはPhilips製の“SAA6752HS”を、デコードチップには同じくPhilips製の“SAA7133HL”を使用。チューナもPhilips製となっている。録画フォーマットはMPEG-2で、ビットレートは最大15Mbps(Iフレームキャプチャは25Mbps)、解像度は720×480/480×480/352×480/352×240ドットを選択可能。制御ソフトからキャプチャ時のGOP設定も可能となっている。また、上位モデルの「MonsterTV PH-GTRM」と今回の製品を最大4枚まで同一のPCに差すことが可能となっており、最大で4番組同時の録画ができるようになっている。インターフェイスは、S-Video×1、映像/音声入力コンポジット×1、アンテナ端子(F型)×1。PCI接続となっており、サイズは143(W)×16(D)×102(H)mm。対応OSは、Windows XP/Media Center Edition 2005/2000 Professional。価格は、TWOTOP秋葉原本店で9780円、TSUKUMO eX.で9800円、Onenessで9970円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万800円。
|
| |
---|
エンコードチップにはPhilips製の“SAA6752HS”を搭載 | | 別売の「PH-RM拡張ボード」を装着すれば、上位モデルの「MonsterTV PH-GTRM」と同等になるという |
|
| |
---|
デコードチップにはPhilips製の“SAA7133HL”を使用する。写真の左右に見えるのが、拡張ボードを接続するコネクタ | | インターフェイスは、S-Video×1、映像/音声入力コンポジット×1、アンテナ端子(F型)×1 |
【関連記事】
【取材協力】