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“nForce Professional 2200”搭載デュアルOpteronマザーがTyanから!!

2005年03月11日 23時50分更新

文● 増田

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 先日リオワークスから発売となった初の“nForce Professional 2200”搭載デュアルOpteronマザー「HDAM Express」に続き、今度はTyanからも同チップセットを搭載した「Thunder K8WE(S2895)」が登場した。

Thunder K8WE(S2895UA2NRF)
Tyanの“nForce Professional 2200”搭載デュアルOpteronマザー「Thunder K8WE(S2895UA2NRF)」
搭載チップセット
搭載チップセットは“nForce Professional 2200”+“nForce Professional 2050”+“AMD-8131”という構成。“nForce Professional 2200”のヒートシンクはビデオカードと干渉しないように切りかきが入れられている

 発売となったのは、U320 SCSIオンボードの「Thunder K8WE(S2895UA2NRF)」とSCSIなしの「Thunder K8WE(S2895A2NRF)」の2モデル。搭載チップセットは“nForce Professional 2200”+“nForce Professional 2050”+“AMD-8131”という構成で、拡張スロットはPCI Express x16を2本、PCI×1、PCI-X×3(133MHz×1/100MHz×2)、DDR DIMM×8(ECC Registered DDR400を最大16GBまで)を装備する。
 リオワークス製「HDAM Express」同様PCI Express x16スロットを2本搭載するが、今回の「Thunder K8WE」ではI/Oコンパニオンチップ“nForce Professional 2050”を追加したことにより合計40レーンのPCI Expressをサポート。よってSLI環境下においても、両スロットともx16の帯域のまま(“nForce4 SLI”では両スロットともx8動作)使用できるというのが特徴だ。ただし、入荷したUSER'S SIDE本店によると「SLIを使用するには6ピンPCI Expressコネクタを使って電源供給可能なビデオカードのみ動作可能とTyanから聞いている」とのこと。さらに、製品にはSLI用ブリッジコネクタも同梱されていない。使用できるカードが“GeForce 6800 GT/Ultra”などハイエンド系ビデオカードに限られ、且つSLI用ブリッジコネクタも自前で用意しないといけないという点には注意したい。

ブロックデザイン 拡張スロット
マニュアル記載のブロックデザイン。I/Oコンパニオンチップ“nForce Professional 2050”を追加したことで条件付きながら両スロットともx16の帯域のままでSLI動作が可能となっている拡張スロットの構成。SLIも可能だが、製品にSLI用ブリッジコネクタも同梱されていない

 オンボードインターフェイスはIEEE1394、6チャンネルサウンド、2チャンネルのU320 SCSI(LSI/53C1030チップ)、Serial ATA II RAID(RAID 0/1/0+1対応)、デュアルギガビットイーサネットというもの。価格はU320 SCSIオンボードの「Thunder K8WE(S2895UA2NRF)」が8万640円、とSCSIなしの「Thunder K8WE(S2895A2NRF)」が6万8040円(完売)となっている。

背面インターフェイス 電源とリセットボタン
背面インターフェイス。パラレルポートは装備しないPCI-Xスロット近くには電源とリセットボタンを備えている
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