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SII、語学学習用マルチリスニングプレーヤー“Dr.VOICE neo『SV-E1100』”を発売

2005年03月11日 21時08分更新

文● 編集部

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セイコーインスツル(株)は10日、学習テキスト/音声再生/電子辞書機能を搭載した語学学習用マルチリスニングプレーヤー“Dr.VOICE neo(ドクターボイス ネオ)『SV-E1100』”を4月下旬に発売すると発表した。学習コンテンツカードとのセットで販売され、価格は4万8000円。

“Dr.VOICE neo”
“Dr.VOICE neo”

『SV-E1100』は、語学のリスニング学習に必要な“学習テキスト”“音声再生(MP3)”“電子辞書”の機能を定期入れサイズの本体に搭載したのが特徴。本体には(株)大修館書店の『ジーニアス英和辞典(第3版)』と『ジーニアス和英辞典(第2版)』を内蔵し、学習コンテンツはSDカード型のコンテンツカード“シルカ”(シルカブルー)に収録されており、交換して学習コンテンツを入れ替えることが可能。今回販売するモデルは、『SV-E1100』にコンテンツカードを1枚同梱したパッケージとなる。

ラインアップは、(株)旺文社の『TOEICテスト 英単語・熟語マスタリー2000』と『TOEICテスト はじめてのリスニング』を収録したカード『LC-A001』を同梱する『SV-E1100T1』、はじめてのリスニングの代わりに『TOEICテスト リスニング600点』を収録したカード『LC-A002』を同梱する『SV-E1100T2』、はじめてのリスニングの代わりに『TOEICテスト リスニング730点』を収録したカード『LC-A003』を同梱する『SV-E1100T3』の3製品。

TOEICテストのリスニングパートの学習では、音声とテキストを利用して、「問題・解答」→「英文・日本語訳確認」→「解説」のステップで学習でき、聞き取れなかった文章をリピートボタンで繰り返し再生する“センテンスリピート機能”や、9段階の“再生スピードコントロール機能”、英文と日本語訳を切り替える“表示切替機能”なども利用できる。学習コンテンツで分からない単語があった場合、内蔵電子辞書にジャンプして調べる機能や、暗記学習向けに覚えたい英単語を隠して文章を表示する“キーワードフィルター機能”、覚えたいフレーズを文章単位で登録できる“例文バンク”機能、テキストに下線を引いたりマークを付けたりできる“マーク機能”なども搭載。穴埋め学習に利用できる“塗りつぶしモード”も用意されている。さらに、実際のTOEICテストと同じ進行で進む診断テストも用意されており、解答履歴も3回分まで保存できるという。

学習コンテンツの音声再生だけでなく、市販のSDメモリーカードを装着し、パソコンからUSB経由でMP3ファイルを転送することで音楽再生が行なえる“MP3再生機能”も搭載している(ただし本体と同梱のシルカには転送不可)。

『SV-E1100』の本体サイズは幅112×奥行き16×高さ71mm、重量は約133g(カード/電池込み)。320×240ドットのハイコントラストFSTN白黒液晶パネル(16階調/バックライト付き)を搭載し、辞書モードで19文字×11行、学習プログラムモードで19文字×10行の表示が可能。電源はリチウムイオンバッテリーで、駆動時間は学習時が約17時間、音楽再生が約8時間。カードスロットはSDメモリーカード/MMCに対応する。パソコン接続用のインターフェースはUSB 1.1で、対応OSはWindows XP/2000/Me。

同社では今後、新規学習コンテンツカードを1年間で10種類程度発売する予定という。

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