『MINI 3RD ANNIVERSARY MODEL』は音楽重視の限定車――ビー・エム・ダブリューMINIディビジョン 西山氏ショートインタビュー
2005年03月09日 16時29分更新
『MINI 3RD ANNIVERSARY MODEL』 |
ビー・エム・ダブリュー(株)は2月下旬、MINI ONEベースの限定車『MINI 3RD ANNIVERSARY MODEL』の販売を開始した。旧モデルのiPod mini(シルバー)が搭載されており、オーディオからの操作が可能となっている。ここでは同社MINIディビジョン ブランド・イニシアティブ シニア・プロダクト・プランナーの西山雄一郎氏のショートインタビューを掲載する。
MINIディビジョン ブランド・イニシアティブ シニア・プロダクト・プランナーの西山雄一郎氏 |
――iPod連携のMINIは今回が初ですか?
日本では初となります。販売するのも初ですね。
――今回の限定車の特徴を教えてください
黒は今非常に流行っているカラーでして、今回の限定車も黒をテーマにしています。しかも、街のなかを走る軽快さや粋さを打ち出して出していくとともに、音楽を楽しんでいただこうということで、かなり音楽ということにふった車に仕上げてます
――音にもこだわっていると
通常、ユーザーの方がやっているのはトランスミッターで音をとばす方法ですが、あれは音が悪いとの不評もあります。これは、(iPodが)専用のケーブルにつながれている。しかも、カーオーディオーで操作ができる点が違います。また今回の限定車は米Harman Kardon社のHiFiシステムを搭載しており、非常に音楽を重視した仕様になってます。MDも搭載されていますし…。
――iPodの操作はどこまで可能なんでしょうか?
アルパインがiPod連携のものを出してきましたが、あれほど細かい操作はできないんですけど、大まかな操作は可能になってます。
――ターゲットは?
ターゲットとしては、iPodに興味がある人になりますので若干若くなります。20~30代、40台もぎりぎり入るかもしれません。常にコンピューターと音楽を意識している人たちですね。
――iPodとの連携は米国ではすでにはじまってますね
マルチファンクションステアリングホイールといってハンドル部分で操作ができるようになっているものがあります。
――BMWでそのようなシステムを搭載してくることはあるのでしょうか?
今後の検討課題だと思います。しかし、今回のMINIに関しても、自動車メーカーがiPodとの接続を実現するのは、業界では驚いていると思いますよ。