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もう1枚ビデオカードを差せそうなスロットを搭載した“nForce4 Ultra”マザーが……

2005年03月03日 22時00分更新

文● 美和

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 ASUSTeKから“nForce4 Ultra”を搭載したSocket939対応マザーボード「A8N-E」が登場した。この製品、拡張スロットの部分をじっくり見てみると、何やら怪しい細工がしてあるのに気付く。

本体
“nForce4 Ultra”を搭載したSocket939対応マザーボード「A8N-E」。何やら怪しげなPCI Express x4スロットが搭載されている

 拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI Express x4×1、PCI×3という構成になっている。問題はこの中のExpress x4スロットだ。下の写真を見てもらえばわかるとおり、スロットの途中が切れて仕切りがなく、ちょうどPCI Express x16スロットの終端部分と同じ場所にカードを固定するための留め具が用意されている。同社のウェブサイトの説明には“最大1GB/sまでのデータ転送に対応”としか記載がないため、どうしてこのような仕様になっているのか不明だ。
 メモリスロットはデュアルチャンネル対応となっており、DDR400タイプを最大4GBまで搭載可能。Serial ATA IIポート×4がオンボードで、チップセットによるRAID 0/1/0+1/JBODをサポートする。そのほかギガビットイーサネット、8チャンネルオーディオがオンボードとなっている。インターフェイスは、USB 2.0×4、ギガビットイーサネット×1、アナログ音声出力、SPDI/F×2(オプティカル、コアキシャル×各1)。価格はTWOTOP秋葉原本店とT-ZONE.PC DIY SHOPで1万8480円、高速電脳で1万8800円。

拡張スロット PCI Express x4スロット
拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI Express x4×1、PCI×3という構成これが問題のPCI Express x4スロット。どうしてこのような仕様になっているのかは不明
Serial ATA インターフェイス
Serial ATA IIポートが4つ搭載されており、チップセットによるRAID 0/1/0+1/JBODをサポートインターフェイスは、USB 2.0×4、ギガビットイーサネット×1、アナログ音声出力、SPDI/F×2(オプティカル、コアキシャル×各1)
説明書
同梱されている説明書を読むと、PCI Express x4スロットにはビデオカードなどを差せるようだ
※PCI Express x4スロットのマニュアル写真を追加しました。
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