“K8T890”搭載マザーボードとしてはASUSTeK、Soltekに続く製品となる「GA-K8VT890-9」がGigabyteから登場した。昨年12月にサンプル版が公開されていたが、約3ヵ月経っての発売となった。
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Gigabyteからは初登場となる“K8T890”搭載マザーボード。サンプル版は昨年12月にお目見えしている |
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最近のマザーには珍しくシンプルな構成の「GA-K8VT890-9」 |
チップセットに“K8T890+VT8237R”を搭載し、Socket 939対応。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3、DDR DIMM×4(DDR400/最大4GB)という構成で、Marvell製“8053”チップによるギガビットイーサネット、8チャンネルサウンド、South Bridge“VT8237R”によるSerial ATA RAID(2ポート)がオンボード。
多数のメーカーから発売されているnVIDIA“nForce 4”シリーズに比べ、少々出遅れ気味の感も否めない“K8T890”だが、ようやくGigabyteから製品が登場したということで、本格的に売れ筋へと踊り出そうな気配だ。価格はUSER'S SIDE本店で1万3340円、アークで1万3480円となっており、先行するASUSTeK「A8V-E Deluxe NW」(約1万7000円)やSoltek「SL-K890Pro-939」(約1万6000円)に比べ安めなのも嬉しいところだ。
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South bridgeはSerial ATA RAID(2ポート)をサポートする“VT8237R” | | オンボードインターフェイスも少なめ。IEEE1394は非搭載となる |
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