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カノープス、D4ハイビジョン出力にも対応したグラフィックスカード“MTVGA”シリーズ2製品を発売

2005年03月02日 22時10分更新

文● 編集部

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カノープス(株)は2日、デジタルAV対応グラフィックスカード“MTVGA”シリーズの新製品として、D4までのハイビジョン出力も可能なPCI Express x16対応の『MTVGA X800XL』とAGPに対応した『MTVGA 9600XT SE』の2製品を発表した。価格はオープン。『MTVGA X800XL』は4月上旬、『MTVGA 9600XT SE』は3月下旬の発売となる。

製品パッケージ カード
製品パッケージMTVGA X800XLカード
『MTVGA X800XL』

『MTVGA X800XL』は、グラフィックスチップにカナダATIテクノロジーズ社製のRADEON X800 XL(コアクロック周波数400MHz)を採用し、256MBのメモリー(GDDR3、256bit、980MHzクロック)を搭載したPCI Express x16対応のグラフィックスカード。映像出力回路に独自のチューニングを施したほか、ヒートパイプと負荷に応じて回転数を自動でコントロールするインテリジェントファンによる冷却機構を採用したのが特徴。最大解像度は2048×1536ドット(60Hz)で、コンポーネント出力(D1~D4、720p)にも対応している。

出力端子はアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、DVI-I、TV出力(ミニ DIN7ピン)を装備しており、DVI-アナログRGB形状変換アダプター、7ピンミニDIN-コンポーネント変換ケーブル、S/コンポジット2股ケーブルが付属する。本体サイズは幅188×奥行き24×高さ111mm、重量は約406g。

対応機種はPentium III-1.0GHz以上を搭載し、PCI Express x16対応スロットを搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP SP1(SP2推奨)。アプリケーションとして、統合型AVコントロールソフト『FEATHER2005』、DVDオーサリングソフト『nero Vision Express 2』、DVDダビングソフト『nero Recode 2』、DVDプレーヤーソフト『nero Show Time』が付属する。

製品パッケージ カード DVI-コンポーネント変換アダプター
製品パッケージMTVGA 9600XT SEカードDVI-コンポーネント変換アダプター
『MTVGA 9600XT SE』

『MTVGA 9600XT SE』は、グラフィックスチップにRADEON 9600XT(コアクロック周波数500MHz)を採用し、128MBのメモリー(DDR、128bit)を搭載したAGP対応のグラフィックスカード。『MTVGA X800XL』と同様に、映像出力回路に独自のチューニングを施すとともに、信号ノイズの原因となる冷却ファンの代わりに、ヒートパイプで基板両面のヒートシンクをつないだファンレス設計がなされているのが特徴。最大解像度は2048×1536ドット(60Hz)で、コンポーネント出力(D1~D4、720p)にも対応している。

出力端子はアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、DVI-I、TV出力(ミニ DIN7ピン)を装備しており、DVI-コンポーネント変換アダプター、DVI-アナログRGB形状変換アダプター、S/コンポジット2股ケーブルが付属する。本体サイズは幅174×高さ108mmで、ヒートシンクのため背面に約19mm幅の空間が必要。重量は約409g。

対応機種はPentium III-1.0GHz以上を搭載し、AGP 4x/8x対応スロットを搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindows XP SP1(SP2推奨)。アプリケーションとして、統合型AVコントロールソフト『FEATHER2005』、DVDオーサリングソフト『nero Vision Express 2』、DVDダビングソフト『nero Recode 2』、DVDプレーヤーソフト『nero Show Time』が付属する。

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