富士通(株)は28日、容量が120GBの2.5インチHDDユニットを発売すると発表した。5月にサンプル出荷を開始する。価格は別途見積もりとなる。
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『MHV2120AT』 |
『MHV2120AT』は、ノートパソコンなどのモバイルパソコン向けのHDDユニットで、世界で初めて2.5インチサイズで120GBの容量を実現したという。読み出し/書き込み時の消費電力も平均1.6W(スタンバイ時0.2W、アイドル時0.5W)に低減したほか、動作音もアイドル時で2.3ベルズと静音化されている。回転数は毎分4200回転。データ転送速度は毎秒100MBで、平均シーク時間は12ms。バッファーメモリーは8MBを搭載する。耐衝撃性は動作時が300G(2ms)、非動作時が900G(1ms)。電源はDC5V。重量は100g以下。RoHS指令にも準拠したという。
同社では、モバイルパソコン以外のデジタル家電やブレードサーバーなどの市場向けにも販売し、2005年度(2006年3月末まで)は、100G/80G/60G/40GBを含む“MHV2xxxAT”シリーズ全体で500万台の販売を目標としているという。
