19日(土)に突如登場したPentium 4 “6xx”シリーズだが、そのモデルナンバー“640”(実クロック3.20GHz)を搭載したドスパラのショップブランドPC「Monarch LG/6」の展示がドスパラアキバ店で開始された。
|
---|
ドスパラのショップブランドPC「Monarch LG/6」を展示したショーウィンドウのようす。Pentium 4“6xx”シリーズを搭載した製品の登場は初となる |
|
---|
「Monarch LG/6」のスペック。CPUにはPentium 4 640(実クロック3.20GHz)を搭載する |
マザーボードには、チップセットに“i915P”を搭載したASUSTeK未発表のマザーボード「P5GD1/S」を使用。スペックが公開されていないため詳細は分からないが、店頭のポップとマザーのパターンを見る限り、同社の 「P5GD1」からATA 133 RAID機能を省いた製品のようだ。拡張スロットは、PCI-Express x16×1、PCI-Expressx1×3、PCI×3という構成になっており、展示機にはAlbatron製のPCI Express対応“GeForce 6600”搭載カード「PC6600」がセットされている。そのほか、メモリにはPC3200対応のDDRタイプのメモリが512MB、HDDとして容量160GBのSerial ATA対応モデルを搭載。発売日および価格をショップに確認したところいずれも未定とのことだが、価格に関しては「17~18万円程度になるのではないか」とのこと。現在同ショップで動作をチェック中とのことで、確認でき次第発売するという。
なお、既存のLGA775対応マザーボードで“6xx”シリーズのCPUを利用するにはBIOSのアップデートが必要となる。編集部が確認した限りでは、GigabyteやAlbatron、Shuttleが“6xx”シリーズへ対応したBIOSを公開している。また、ショップの中には対応表を掲示しているところもあるので、“6xx”シリーズ購入時に参考にしてもらいたい。
|
| |
---|
取材した際には、まだ動作はしていなかった | | マザーボードには、チップセットに“i915P”を搭載したASUSTeK未発表の「P5GD1/S」を使用している |
|
| |
---|
ショップで掲示している“6xx”シリーズの対応表。写真はMSI製品のもの | | Shuttleのキューブ型ベアボーンPC“XPCシリーズ”はBIOSのアップデートにより“6xx”に対応する |
【関連記事】
【取材協力】