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新世代マザーボード徹底検証●ASUSTeK編 P5AD2 Premium

新世代マザーボード徹底検証●ASUSTeK編 P5AD2 Premium

2005年02月23日 00時00分更新

文● 鈴木 雅暢

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915Pチップセット版豪華Premiumモデル
P5GD2 Premium

P5GD2 Premium「P5GD2 Premium」
P5GD2 Premiumのバックパネル
P5GD2 Premiumのバックパネル

 「P5GD2 Premium」は、P5AD2 PremiumのIntel 915P/ICH6Rチップセット版。ノースブリッジ以外の違いは、2つ搭載するギガビットLANコントローラの1つが、PCI Express x1接続の88E8053ではなく、PCI接続の88E8001となっていること。そして、それを受けてPCI Express x1スロットが3本に増え、PCIスロットが2本に減っていることだ。Premiumモデルならではの豪華仕様は健在で、それぞれシリアルATAとUltraATA/133に対応する2基のRAIDコントローラ、IEEE 1394bコントローラ、IEEE 802.11g対応無線モジュールなどをオンボード搭載。StackCoolやAi NOSなど、ASUSTeKの独自フィーチャー「Ai Proactive」もフルサポートする。

P5GD2 Premiumの主なスペック
製品名 P5GD2 Premium
対応CPU Pentium 4/Celeron D(LGA775)
チップセット Intel 915P/ICH6R
メモリソケット DDR2×4
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×2
サウンド HD Audio(7.1チャンネル出力、S/PDIF出力対応)
通信 10/100/1000BASE-T LAN×2、IEEE 802.11g WLAN
インターフェース IEEE 1394b、UltraATA/133 RAID、SATA RAID
バックパネルI/O PS/2×2、USB 2.0×4、IEEE 1394(6ピン)、LAN、パラレル、マイク、ライン入力、ライン出力、サラウンド出力×3、S/PDIF出力×2(光角型/同軸)
ブラケットI/O IEEE 1394b×2(9ピン)、LAN、USB 2.0×2、シリアルATA×2、シリアル
実売価格 2万8000円前後


DDR/DDR2両対応の915G搭載マザーボード
P5GDC-V Deluxe

P5GDC-V Deluxe
「P5GDC-V Deluxe」
P5GDC-V Deluxeのバックパネル
P5GDC-V Deluxeのバックパネル

 「P5GDC-V Deluxe」は、DDR2とDDR両方のメモリソケットをもつ915Gチップセット搭載マザーボードだ。915GマザーでDDR2が使えるだけでも珍しいが、両対応となると非常に貴重な存在だ。現状では性能差と価格を考慮すればDDRのほうが有利だが、今後はどうなるか分からない。状況に応じて柔軟にメモリを選択できる両対応仕様は大きな強みだ。Deluxeモデルだけにオンボードデバイスも充実しており、PCI Express x1接続のギガビットLAN、Ultra ATA/133対応RAID、IEEE 1394aなどを搭載する。915Gはビデオコアを内蔵しているためビデオカードなしのシステム構築が可能。ボード自体も比較的安価なので、mPGA478からの乗り換えを考えた用途にも適している。

P5GDC-V Deluxeの主なスペック
製品名 P5GDC-V Deluxe
対応CPU Pentium 4/Celeron D(LGA775)
チップセット Intel 915G/ICH6
メモリソケット DDR2×2、DDR×4
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3
サウンド HD Audio(7.1チャンネル出力、S/PDIF出力対応)
通信 10/100/1000BASE-T LAN×2
インターフェース IEEE 1394a、UltraATA/133 RAID
バックパネルI/O PS/2×2、USB 2.0×4、IEEE 1394(6ピン)、LAN、パラレル、マイク、ライン入力、ライン出力、サラウンド出力×3、S/PDIF出力×2(光角型/同軸)
ブラケットI/O IEEE 1394(6ピン)、USB 2.0×2、シリアル、ゲームポート
実売価格 2万円前後


mPGA478ソケットをもつ915Pマザー
P4GD1

P4GD1
「P4GD1」
P4GD1のバックパネル
P4GD1のバックパネル

 「P4GD1」は、915P/ICH6チップセットを搭載しながら、mPGA478パッケージのCPUが使えるという非常にユニークな仕様をもつマザーボードだ。メモリこそDDRのみの対応となるが、915Pチップセットとしての新機能はしっかり使え、PCI Express x16スロットに2本のPCI Express x1スロット、オンボードのギガビットLANコントローラもPCI Express x1で接続している。

 独自フィーチャーのAi Proactiveに関しても、Stack CoolなどLGA775向けの一部機能が省かれているもののAI NOSやAI NET2など主要なものはしっかりサポートしている。消費電力の問題からあえてNorthwoodコアのPentium 4を使いたいという方などに最適だ。

P4GD1の主なスペック
製品名 P4GD1
対応CPU Pentium 4/Celeron/Celeron D(mPGA478)
チップセット Intel 915P/ICH6
メモリソケット DDR×4
拡張スロット PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×3
サウンド HD Audio(7.1チャンネル出力、S/P DIF出力対応)
通信 10/100/1000BASE-T LAN
インターフェース IEEE 1394a、UltraATA/133 RAID
バックパネルI/O PS/2×2、USB 2.0×4、LAN、パラレル、マイク、ライン入力、ライン出力、サラウンド出力×3、S/PDIF出力(同軸)
ブラケットI/O USB 2.0×2、シリアル、ゲームポート
実売価格 1万7000円前後


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