このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

富士写真フイルム、ISO 1600の高感度撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ『FinePix F10』など3シリーズ4製品を発表

2005年02月15日 18時44分更新

文● 編集部 佐久間康仁

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
FinePix F10の前面
FinePix F10の前面

各製品の主なスペックは、FinePix F10は撮像素子に1/1.7インチ有効630万(総663万)画素スーパーCCDハニカムHR(原色フィルター採用)を搭載。最大記録画素数は2848×2136ドット(610万画素)、記録形式はDCF準拠のJPEG(Exif 2.2/DPOF/PRINT Image Matching II対応)。レンズはフジノン光学3倍ズームレンズ(非球面レンズ2枚を含む5群6枚構成)で、焦点距離はf=8.0~24.0mm(35mmフィルムカメラ換算時:36~108mm相当)、レンズの明るさを示すF値はF2.8~F5。撮影可能距離は標準では約60cm以上、マクロは最短約7.5cm(広角端)。ISO感度はオートのほか80/100/200/400/800/1600の6段階。シーンポジションはナチュラルフォト(ろうそくやタングステン灯など光源の色味を生かした撮影モード)/人物/風景/スポーツ/夜景の5種類。

シャッタースピードは1/2000秒~15秒。連写は最短0.45秒で連続3コマ(シャッターを離す直前からさかのぼって3コマ記録する“サイクル連写”機能搭載)。動画撮影機能は、最大640×480ドット/毎秒30フレーム(モノラル音声付き)のMotionJPEG圧縮AVI形式での記録が可能。



FinePix F10の背面 FinePix F10の上部操作系
FinePix F10の背面FinePix F10の上部操作系

背面には2.5インチ/11万5000画素のTFT液晶ディスプレー(視野率約100%)を備え、ファインダーは搭載しない。記録メディアはxDピクチャーカード(本体にはメディアは付属せず)。インターフェースはUSB 2.0/AV出力を搭載。パソコンなしにプリンターと直接接続して印刷するダイレクトプリントの統一規格“PictBridge(ピクトブリッジ)”に対応する。電源は専用リチウムイオンバッテリー(NP-120)で、撮影可能枚数は約500枚(CIPA規格準拠の同社測定値)。本体サイズと重量は、幅92.0×奥行き27.3×高さ58.2mm/約200g(装備時重量)。

FinePix Z1の前面とカラーバリエーション FinePix Z1の背面
FinePix Z1の前面とカラーバリエーションFinePix Z1の背面

FinePix Z1は、新開発の屈曲光学系光学3倍ズームレンズ(非球面レンズ2枚を含む8群10枚構成)を搭載し、電源オンやズーム時にもレンズが沈胴しないフラットボディーを採用する。撮像素子は1/2.5インチ有効512万(総522万)画素スーパーCCDハニカムHR(原色フィルター採用)で、最大記録画素数は2592×1944ドット(504万画素)。記録形式はDCF準拠のJPEG(Exif 2.2/DPOF/PRINT Image Matching II対応)。レンズの焦点距離はf=6.1~18.3mm(35mmフィルムカメラ換算時:36~108mm相当)、レンズの明るさを示すF値はF3.5~F4.2。撮影可能距離は標準では約60cm以上、マクロは最短約8cm(広角端)。ISO感度はオートのほか80/100/200/400/800の5段階。シーンポジションはF10と同じ5種類。

FinePix Z1の上部操作系
FinePix Z1の上部操作系

動画撮影機能は、最大640×480ドット/毎秒30フレーム(モノラル音声付き)のMotionJPEG圧縮AVI形式での記録が可能。背面には2.5インチ/11万5000画素のTFT液晶ディスプレー(視野率約100%)を備え、ファインダーは非搭載。記録メディアはxDピクチャーカード(本体にはメディアは付属せず)。インターフェースはUSB 2.0(PictBridge対応)/AV出力(付属の“ピクチャークレードル”経由)を搭載。電源は専用リチウムイオンバッテリー(NP-40)で、撮影可能枚数は現在計測中。本体サイズと重量は、幅90.0×奥行き18.6×高さ55.0mm/約150g(装備時重量)。本体色はシルバー/ブラック/ブルー/レッドの4色が用意される。

FinePix A350(前面)とA345(背面)。ロゴ以外に外観上の違いはない FinePix A345の上部操作系
FinePix A350(前面)とA345(背面)。ロゴ以外に外観上の違いはないFinePix A345の上部操作系

入門者向けの高解像度CCD搭載モデルFinePix A350/A345は、撮像素子に1/2.5インチ有効520万(総536万)画素(A350)もしくは同じく有効410万(総423万)画素の正方画素CCD(原色フィルター採用)を搭載。最大記録画素数は2592×1944ドット(504万画素、A350)もしくは2304×1728ドット(400万画素、A345)。記録形式はDCF準拠のJPEG(Exif 2.2/DPOF/PRINT Image Matching II対応)。レンズはフジノン光学3倍ズームレンズで、焦点距離はf=5.8~17.4mm(35mmフィルムカメラ換算時:35~105mm相当)、レンズの明るさを示すF値はF2.8~F4.7。撮影可能距離は標準では約60cm以上、マクロは最短約6cm(広角端)。

背面には1.7インチ/11万5000画素のTFT液晶ディスプレー(視野率約90%)と実像式光学ファインダー(視野率約75%)を搭載。記録メディアはxDピクチャーカード(本体には16MBメディアが1枚付属)。インターフェースはUSB 1.1相当(PictBridge対応)/AV出力を搭載。電源は単3アルカリ乾電池2本もしくは単3ニッケル水素充電池2本で、撮影可能枚数は約100枚(アルカリ乾電池使用時)もしくは約290枚(ニッケル水素充電池使用時)。本体サイズと重量は、幅90.0×奥行き30.3×高さ60.0mm/約180g(装備時重量)。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン