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PCI ExpressをPCIに変換するライザカード!?

2005年02月13日 15時47分更新

文● 水野

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 何と、PCI ExpressスロットをPCI-Xスロットに変換してしまうというライザカードが登場した。Supermicro製「SCE-PR2UE-AX」で、同社製マザーボード用のオプションという製品だ。

「Wildcat Realizm 800」
Supermicro製「SCE-PR2UE-AX」PCI ExpressスロットをPCI-Xスロットに変換してしまうというライザカードだ

 スロットに差すエッジはPCI Express x8で、基板上にはPCI-Xスロットが3本。上から順に133MHz~100MHz/64bit PCI-X、100MHz/64bit PCI-X、133MHz/64bit PCI-Xスロットとなっている。各スロットの後方にはヒートシンクが装着されたPCI Express/PCI-X変換ブリッジチップが搭載されている。
 これさえあれば、使っていないPCI Express x8スロットを有効活用できる……と思いきやさにあらず、よく見るとPCI Express x8のエッジの後ろにはやや離れてさらにエッジが。同社製マザーボード「X6DH8-G2」などに、PCI Express x8スロットを延長する形で搭載されている“SEPC”スロットに差さるようになっており、同スロットがないマザーボードでは使用できない。価格はUSER'S SIDE本店で9429円。

3本 “SEPC”スロット
3本のスロットは上から順に133MHz~100MHz/64bit PCI-X、100MHz/64bit PCI-X、133MHz/64bit PCI-XPCI Express x8のエッジの後方には“SEPC”スロットのエッジが。同スロットを装備するマザー以外では使用不可
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