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【遠藤 諭の快適iPod life(Vol.3)】『Griffin PowerTrio』――お買い得車載キット

2005年02月11日 22時35分更新

文● パソコン評論家:遠藤 諭

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米グリフィン・テクノロジー(Griffin Technology)社といえば、マッキントッシュのハード/ソフトをやってきた会社だが、いまはすっかり“白い小物”を連発するメーカーの1つとして認識されている。2005年1月のCESでは、同社や米Belkin社など、白い小物を発売するメーカーの鼻息が荒かった。ジョブズが、iPodのPortable Player社の技術に魅力を感じたのは「OSを搭載しているから」だそうだ。純粋にコンシューマ市場向けのOSで、1000万台規模で普及したのはPalm OS以来だろう(携帯OSの一部を除けば)。OSというプラットフォームが広がると、そこに優れた周辺機器やソフトやサービスや新しい技術が、団子状に膨らんでくるところが、デジタルの世界の楽しいところ。FMトランスミッターには、いささか懸念を持ったまま『Griffin PowerTrio』を、私のニューminiで使ってみることにする。

miniとシックリ似合うのですねぇ
iPodの白い色って、ルーフやミラーなど“白”をアクセントにしたminiとシックリ似合うのですねぇ。PowerTrioの3点すべてをセットするのにも5分もかからない。

ガジェット感が楽しいFM周波数設定ラジオ局?

Trioを構成する3つのうち、まずは分かりやすいPodPod。
どの車にもあるカップホルダーにそのまま差し込んで使えるクレードルというわけだが、なんといっても材質が凄い。弾力のある内部がスポンジ状で表面は汚れを防ぐような加工のされたブニョブニョな物体。iPodを取り去ってストレス解消に“スクィーズ”にするにはやや固過ぎるようだが……。

PowerPodは、12VシガーソケットからiPod/iPod miniに電源供給するもの。ソケットに挿すプラグ側、iPodに接続する側とも無難にできている。カタログによると、iPod/iPod miniへのダメージを防ぐように、ヒューズを内蔵していると書かれている。

PowerPod
『PowerPod』(シガーソケットiPod充電器)

問題のFMトランスミッタのiTrip2である。そのシンプルな作りは、“なかなか”と思わせるものがある。私が、いままで使ったFMトランスミッターは、電源を供給する必要があった。コードが1本減って、その分、コードが1本増えることになるわけで、なんだか理不尽である。

iTrip2は、iPod側から電源が供給されるためそんな騙されたような気分にはならない。それどころか、76.1~89.9MHzのFM周波数をデジタルチューニングするのに、一切スイッチというものがない。実は、マニュアル通りにインストール作業を行うと、iPodの中に“iTrip Stations”という名前のプレイリストとともに、100個以上の“曲データ”が入る。この曲データ(たとえば、曲名“87.9”、アーチスト“Griffin Technology”、アルバム“iTrip”の5秒間の曲データになっている)を再生させると、iTrip2が、その音楽データを解釈してFM周波数を変更するらしい。設定作業中は、LEDが点滅するので分かるようになっている。このプレイリストが、“iTrip Stations”とラジオ局のような名前になっているのは、ちょっとしたお遊び感覚ですかね。

iTrip2
iTrip2

試しに、このFM周波数設定音をヘッドホンで聞いてみると“ピピポポポ”という感じの音が再生されて、ちょうど、プッシュホンがトーンダイヤラで発信できる感じで楽しい。

装着したところ 裏面

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