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ネットギア、最大108Mbpsの“True MIMO”を採用した無線ブロードバンドルーター『WGM124』とPCカード『WGM511』の国内販売を開始

2005年02月10日 19時44分更新

文● 編集部

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ネットギア日本支社は10日、“IEEE 802.11g/b”準拠の無線LANに対応するとともに、最大108Mbpsで通信が可能な米Airgo Networks社の“Airgo True MIMO”技術を搭載したブロードバンドルーター『WGM124』とPCカード『WGM511』の国内販売を3月上旬に開始すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、『WGM124』が3万円前後、『WGM511』が2万円前後。

『WGM124』
『WGM124』

『WGM124』は、米Airgo Networksの“Airgo True MIMO(Multiple Input Multiple Output)”技術は、送信に2本のアンテナを、受信に3本のアンテナを利用するのが特徴。送信側で通信データを2系統に並列化し、2本のアンテナから別々に送信する。それを3本のアンテナで受信して行列変換を行ない、元の2系統のデータに分離したのち、再び直列化することでIEEE 802.11gの物理層(PHY)の最高速度の2倍となる108Mbps(理論値)で通信できるとしている。さらに『WGM124』では、従来より強靱な“ブルー・メタルケース”を採用したほか、筐体内部にシールドを追加することで電波干渉を最小限に抑えたという。

無線LANのセキュリティー機能は、128bit/64bit WEP、WPA、WPA-PSKに対応しており、ルーターのセキュリティー機能は、SPI(ステートフルパケットインスペクション)、DoS検出、コンテンツフィルタリング、サービスブロックなどに対応。アドレス変換はNAT+に対応し、VPN(パススルー、2IPsec、L2TP、PPTP)をサポートする。各種設定はウェブブラウザーから行なえる。有線LANインターフェースは10/100BASE-TX×4、WANインターフェースは10/100BASE-TX×1を装備する。本体サイズは幅235×奥行き148×高さ33mm、重量は1083g。電源はACアダプター(DC5V出力)で、消費電力は最大22W。保証期間は3年間。

『WGM511』
『WGM511』

『WGM511』は、“Airgo True MIMO”に対応したCardBus用の無線LANカード。セキュリティー機能は、128bit/64bit WEP、WPA-PSKに対応する。本体サイズは幅123×奥行き54×高さ10mm、重量は60g。対応OSはWindows XP/2000。保証期間は3年間。

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