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「GA-8GPNXP Duo」 |
華々しい数々の最新技術とともにデビューしたGrantsdaleことIntel 915Pチップセットだが、必ずしもいいことばかりではない。特に新しいメモリ規格であるDDR2-533は、現状ではFSBがボトルネックとなっており、性能面でのメリットがあまり得られない。そのうえDDR2-533は価格面でも同容量のDDR400の2倍前後と割高感があり、少し様子を見てみたいユーザーも多いことだろう。
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CPUへの電源供給を通常の2倍の8層へと強化するファンレスタイプの「U-Plus D.P.S.」が付属。電力供給を安定化させるとともに、ボードの発熱低減にも貢献する。 |
「GA-8GPNXP Duo」は、240ピンのDDR2 DIMMソケットを2本、そして184ピンのDDR DIMMソケットを4本搭載するDDR2&DDR両対応の915Pマザーボード。DDRとDDR2を同時に使うことはできないものの、当面安価なDDRを使いつつ、DDR2-533が普及段階に入ってきた段階でアップグレードするという使い方ができる。サウスブリッジにはICH6Rを組み合わせているので、シリアルATAのAHCI/RAIDフィーチャーも利用可能だし、Ultra ATA/133対応RAIDコントローラを搭載するので、すでに持っているUltra ATAのHDDも流用可能だ。GbEコントローラは、PCI Express x1接続とPCI接続の2系統を搭載している。PCI接続のIEEE 802.11g対応無線LANカードも同梱するなど多機能で、同社が「8Σ」としてアピールする使い勝手の良いBIOS/ソフトウェアユーティリティ群の完備も魅力が大きい。
GA-8GPNXP Duoの主なスペック |
製品名 |
GA-8GPNXP Duo |
対応CPU(ソケット) |
Pentium 4(SocketT) |
チップセット |
Intel 915P/ICH6R |
メモリソケット |
240ピンDIMM×2、184ピンDIMM×4 |
対応メモリ |
DDR2-533/400、DDR400/333/266 |
拡張スロット |
PCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×2 |
FSBクロック |
100~350MHz(1MHz刻み) |
CPUコア電圧 |
0.8375~1.6000V(0.0125V刻み) |
DIMM電圧 |
Normal、+0.1V、+0.2V、+0.3V |
PCI Express電圧 |
Normal、+0.1V、+0.2V、+0.3V |
サウンド |
HD Audio(7.1チャンネル出力、S/PDIF出力対応) |
有線LAN |
10/100/1000BASE-T×2(BCM5751、88E8001) |
無線LAN |
IEEE 802.11g(PCIカード) |
IEEE 1394 |
9ピン(1394b)×1、6ピン(1394a)×1 |
SATA RAID |
RAID 0/1(ICH6R) |
IDE RAID |
RAID 0/1/0+1(iTE8212) |
BIOS保護機能 |
DualBIOS |
ファンコントローラ |
○ |
バックパネルI/O |
PS/2×2、USB 2.0×4、LAN×2、パラレル、シリアル、マイク、ライン入力、ライン出力、サラウンド出力×3、S/PIDF入力(同軸)、S/PIDF出力(同軸) |
ブラケットI/O |
USB 2.0×7、IEEE 1394×2(9ピン/6ピン)、ゲームポート |
サイズ |
244(W)×305(D)mm |
主な付属品 |
U-Plus DPS、チップセットファン、英語マニュアル、日本語組み立てマニュアルなど |