このページの本文へ

Creative Professional E-MU 0404

Creative Professional E-MU 0404

2005年02月08日 00時00分更新

文● 松本 俊哉

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Creative Professional E-MU 0404

クリエイティブメディア

オープンプライス(直販価格:1万5540円)

アナログとデジタルで24bit/96kHz対応

アナログとデジタルのブレイクアウトケーブルを繋いだ「E-MU 0404」
写真1 アナログとデジタルのブレイクアウトケーブルを繋いだ「E-MU 0404」。アナログ入出力はRCAピンジャックで、オーディオ機器との接続にも好都合。

 インテルのチップセット「Intel 925X/915」のSouth Bridge「ICH6」には、従来のAC'97よりも大幅に強化されたサウンドコーデック「Intel HD Audio」が内蔵され、最大32bit/192kHz、8ch(7.1ch)までのオーディオストリームを扱うことができる。これにより、マザーオンボードのサウンド機能は単体のサウンドカードと同等以上のスペックを手に入れたことになるが、目的が音楽制作となると話はガラリと変わる。

アナログとデジタルのブレイクアウトケーブルを繋いだ「E-MU 0404」
写真2 カード上には2枚のE-DSPが大きなスペースを取り、ワードクロック入出力やMTC出力が行なえるようになる別売の「Syncドーターカード」を接続するためのコネクタも用意されている。

 クリエイティブメディアのプロフェッショナル向けオーディオカード「E-MU 0404」は、心臓部に32bitの自社製「E-DSP」を採用し、アナログ・デジタルともに最大24bit/96kHzのストリームの録音再生をサポートしている。D/Aコンバータにはオーバースペックながら24bit/192kHzまで対応する旭化成マイクロシステム(AKM)の「AK4395」をおごり、SN比は116dB。一方、A/Dコンバータにも24bit/192kHzのバー・ブラウン(日本TI)の「PCM1804」を採用し、111dBのSN比を達成している。

 確かにICH6はハイビット/ハイサンプリング化を果たしているが、レイアウトやコストの制限でノイズ対策がおろそかなマザーボードのサウンド機能とE-MU 0404の出音は比べるべくもない。

 E-MU 0404はカード上に端子を持たず、ブラケットには9ピンと15ピンのD-sub端子が並ぶ。それぞれアナログとデジタルのブレイクアウトケーブル接続用で、アナログはRCAピンジャックのステレオ入力と出力、デジタルはMIDIポート、同軸デジタル、光角型デジタルが入力と出力で用意される。ケース背面はケーブルが密集しがちなので、頻繁に繋ぎかえる可能性があるならブレイクアウトケーブルによる結線は重宝するだろう。



常駐型のミキサツール「PatchMix DSPミキサー」 デジタル入力は同軸と光角型の排他選択式
画面1 常駐型のミキサツール「PatchMix DSPミキサー」にエフェクトを適用した状態。プリセットを使った場合でも、各エフェクトのパラメータはユーザーが調節できる。画面2 デジタル入力は同軸と光角型の排他選択式。ただし、デジタル出力は両者に同じストリームを同時出力できる。ちなみにドライバはDirectSoundには対応するが、3D APIのDirectSound 3DとEAXはサポートしていない。

 デバイスドライバはMME/WDM、ASIO 2.0対応で、同時にコンソールを模したインターフェイスの「E-MU PatchMix DSPミキサー」(画面1)がインストールされる。この常駐型ミキサツールでは、カードへの物理的な入力やアプリケーションからの出力をアナログ出力でモニタリングしつつ、「Cubase VST」のようなDAW(Digital Audio Workstation)アプリのASIOポートへ入力するといったルーティングが行なえる。もちろん各ソースに対してボリュームコントロールやパンニング、ソロ、ミュートなどの操作が可能で、別ウィンドウで開くパレットからドラッグ&ドロップでエフェクトを適用することもできる。

 バンドルソフトとしてSteinbergのDAWアプリ「Cubasis VST 4.0 日本語版」と波形編集ツール「WaveLab Lite 2.5 日本語版」が付属し、Minnetonka AudioのDVD Audioライティングソフト「discWelder BRONZE」(体験版)も同梱される。


 なお、E-MU 0404のリリースと同時に以前エンソニックジャパンから発売されていたE-MU製品はクリエイティブメディアに移管された。

Creative Professional E-MU 0404の主なスペック
製品名 Creative Professional E-MU 0404
解像度(分解能) 16bit/24bit
サンプリング周波数 44.1/48/96kHz
インターフェイス アナログステレオ入力/出力(RCAピンジャック)、同軸デジタル入力/出力、光角型デジタル入力/出力、MIDI入力/出力
デバイスドライバ MME/WDM、ASIO 2.0

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中