(株)日立製作所は2日、プラズマ事業の強化の一環として、富士通(株)が保有する富士通日立プラズマディスプレイ(株)の株式とプラズマディスプレーパネル(PDP)技術に関する特許を取得することで合意したと発表した。これにより日立は、3月末までにPDP技術に関連した特許を取得する。
株式についても、3月末までに富士通日立プラズマディスプレイの債務超過の解消を目的として、日立と富士通が財務的支援を行なったうえで、4月に発行済み株式の30.1%に相当する株式を富士通から取得し、日立の連結子会社にする予定。譲渡後の株式所有比率は、日立が80.1%、富士通が19.9%となる。
なお、子会社化の後も、富士通日立プラズマディスプレイの社名と経営陣は当面現状のままとしている。