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PCI Express x16スロット2本を搭載する“i915P”マザーがGigabyteから!

2005年02月02日 19時14分更新

文● 増田

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 Gigabyte独自の“Dual Graphic Link Tchnology”を採用するマザーボード「GA-8I915P Dual Graphic」の販売が始まった。LGA775版Pentium 4用チップセット“i915P+ICH6R”を搭載しながらも、PCI Express x16スロット2本装備するという製品だ。

GA-8I915P Dual Graphic
Gigabyte「GA-8I915P Dual Graphic」。ビデオカードの2枚差しによるマルチディスプレイ機能が特徴だ
拡張スロット
Pentium 4用チップセット“i915P+ICH6R”を搭載しながらも、PCI Express x16スロット2本装備する“Dual Graphic Link Tchnology”を搭載。モード切り替えはPCI Express x1スロット近くのディップスイッチで行う

 “Dual Graphic Link Tchnology”は、ビデオカードの2枚差しによりマルチディスプレイを可能とする機能。似たようなマルチディスプレイ機能を持つマザーボードとしては、ECS「915P-A Rev1.1」や「SAMURAI(型番:915G-A Rev1.2A)」などが発売されているが、PCI Express x16スロット2本という構成の製品は今回が初めてとなる(ECSは同社独自の技術“AGP Express”とPCI Express x16、もしくはi915G統合のVGA機能という組み合わせ)。
 なお“Dual Graphic Link Tchnology”については、当初nVIDIAの“SLI”とよく似た2枚のビデオカード同時挿しによるパフォーマンス向上機能という話もあったが、「GA-8I915P Dual Graphicは、純粋にマルチディスプレイを可能とする技術で、SLIのような機能はサポートしていない(Gigabyte)」としている。

Dual Glaphic Link South bridge周り
パッケージに貼られた“Dual Graphic Link”のシール。Gigabyteにしては、珍しくユニークな機能を搭載しているといえるSerial ATA RAID(ICH6R)4ポート、IDE RAID(VT6410)を2ポート備える

 仕様は、拡張スロットがPCI Express x16が2本、PCI Express x1が1本、PCI×3。メモリスロットはDDR DIMM×2、DDR2 DIMM×2という構成。オンボードインターフェイスには、IEEE1394や8チャンネルサウンド、ギガビットイーサネット(Marvell/8001)、Serial ATA RAID(ICH6R)4ポート、IDE RAID(VT6410)などが搭載される。価格はアークで2万480円、高速電脳で2万800円となっているほか、明日から複数ショップでも販売が始まる予定だ。

メモリスロット 付属品
メモリは排他ながら、DDR/DDR2どちらも使用可能となっている付属品。SLIのような機能はサポートしないため、ビデオカード同士を接続するブリッジコネクタは当然同梱されていない
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