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ファイブデジスター、オンラインカタログ作成ツール『ActionBrowser Standard版』を発売

2005年02月01日 17時26分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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ファイブデジスターの代表取締役兼最高経営責任者の京保雄一
ファイブデジスターの代表取締役兼最高経営責任者の京保雄一氏

ファイブデジスター(株)は1日、東京・六本木の六本木ヒルズ内(株)ライブドア 会議室にプレス関係者を集め、企業のオンラインカタログ作成・配信向けパッケージ『ActionBrowser Standard(アクションブラウザー スタンダード)版』を本日販売開始すると発表した。価格は月額のライセンス料金(インストールするパソコン1台単位、サポート/ソフトウェアアップグレード料込み)で3万6750円。価格には商用ライセンスを含んでおり、作成したデータの配布、商用利用が可能。ウェブサイト製作会社や広告代理店などの法人を対象に販売するとしている。



ActionBrowser Standard版のページレイアウト画面
ActionBrowser Standard版のページレイアウト画面

発表会には、代表取締役兼最高経営責任者の京保雄一(きょうほゆういち)氏のほか、開発/販売支援に名乗りを上げている(株)ライブドアと(株)ネットエイジグループから、ライブドアの代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏、ネットエイジグループの代表取締役社長の西川 潔(にしかわきよし)氏らが出席し、製品の特徴やPDFファイルとの違い、協力支援体制の概要について説明した。

ネットエイジグループの代表取締役社長の西川 潔氏
ネットエイジグループの代表取締役社長の西川 潔氏

ActionBrowserは、2003年にファイブデジスターが開発、同年11月にネットエイジグループの完全子会社である(株)ネットエイジから企業向けに販売を開始したサーバー向け製品『ActionBrowser Server 2004』をベースに、アクセス解析などのマーケティング向け機能を省略したもの。また、ハイパーリンクの設定や動画の貼り付け機能を持たない一般ユーザー向けバージョンを『Digital Magazine Maker(デジタルマガジンメーカー)』として、2004年10月にライブドアが販売している。これらの経緯もあって、今回両社がStandard版についても販売支援/技術協力を行なうという。

ActionBrowserは、印刷結果のカタログ/書籍/新聞などの紙メディアをスキャナーからの取り込むか、あるいはラスタライズしたページイメージ(JPEGファイル、940×1254ドットに最適化しているという)を、1枚ずつ並べて順番に表示する電子アルバム作成ソフト。最大ページ数は200ページ。テキストや画像をレイアウトする機能は持たないものの、ページ内の特定領域にウェブページへのリンク(対応プロトコルはhttp/https/ftp)、ならびに動画再生を設定可能。また、検索用に各ページにメタ情報(検索用キーワード)を埋め込むことができるという。

記事掲載後に、詳細なスペックが判明しましたので、情報を追記しました。

作成したカタログファイルは、DHTML対応ウェブブラウザー(Internet Explorer 6.0以上)かMacromedia Flash Player 7以上をインストールしたウェブブラウザーで表示可能。表示機能としては両者に違いはないが、ページめくりのアニメーションやスクロールなどの表現が異なる。ファイブデジスターでは、「Windows系OSでIE 6.0以上をインストールしている方は、特にプラグインなどを追加しなくてもDHTMLで表示可能。Mac OSやLinuxなどではFlash Player 7以上をインストールすれば表示できるため、2つのファイル形式を採用した」としている。

対応OSはWindows 2000 Professional/XP。動作環境は、CPUにPentium III-800MHz以上、メモリー256MB以上、HDD 50MB以上、ADSL以上の常時接続環境(作成したカタログファイルのアップロード、ならびにサポートサービス利用のため)、など。

ライブドアの代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏
ライブドアの代表取締役社長兼最高経営責任者の堀江貴文氏

会見で堀江氏は、「現在こうしたカタログなどの文書をウェブ上で配信するために、PDFファイルが利用されている。これは印刷向けフォーマットをベースにしたもので、閲覧するだけが目的のユーザーにとってはオーバーヘッドが大きい。余計な機能が多く付いてしまい、動作が重いと感じる人が多いだろう。そこで、もっと軽く閲覧できるように作ったのがActionBrowser。PDFのように数%単位の拡大はできず、2段階の拡大表示機能しかないが、普通の人がカタログを読むように使うならこの機能で十分だと考える。ライブドアでも、ポータルサイトのコンテンツを順次PDFからActionBrowser形式に作り直している。また、漫画配信サービス“livedoor コミック”にも採用するつもりだ。PDFファイルをわざわざ開いてみるよりも、紙のマンガと同じような感覚で手軽に見られると思う」と語った。

なお、DRM(電子著作権保護)機能や課金システムなど、作成したカタログファイルの販売に関する機能については、「今後のバージョンアップで対応していきたい」(京保氏)と話した。



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