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キヤノン、“スタンド立てスキャン”が可能なA4フラットベッドスキャナー『CanoScan LiDE 500F』を発表

2005年02月02日 15時17分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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キヤノン(株)とキヤノン販売(株)は2日、CIS方式のA4フラットベッドスキャナー“LiDE”シリーズの新製品として、ヒンジ位置を短辺から長辺に移すことでカバー開閉方式を従来の縦から横に変更し、縦置きでのスキャンも可能な『CanoScan LiDE 500F(キャノスキャンライド500エフ)』を10日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は2万円前後。

『CanoScan LiDE 500F』
『CanoScan LiDE 500F』

“スタンド立て”時
“スタンド立て”時
CanoScan LiDE 500Fは2003年9月に発売した『CanoScan LiDE 80』の後継機種にあたり、『CanoScan LiDE 40』(継続販売)の上位モデルにあたる普及型A4フラットベッドスキャナー。カバーの開閉方法を従来の縦から横に変更することで、カバーを上に開く置き方の“横向き”、カバーを左(または右)に開く置き方の“縦置き”、スタンドを使用してヒンジ部を下にして立てかける“スタンド立て”の3通りの設置が可能になったほか、同梱の透過原稿ユニット“FAU(Film Adapter Unit)”によるネガフィルムのスキャンが可能。

スタンド立て時のスタンドは未使用時には折りたたんで収納可能。カバーは、書籍やA4サイズ以上の原稿をスキャンする時に便利な180度開閉構造になっている。インターフェース類(USB端子/FAU接続端子)は、設計上すべて前面(縦置き時の手前側)に配置されているため、ケーブルを背面に誘導するためのクリップが側面に設置されている。スタンド立て時のスキャンは原稿を上から落とし込むスキャンも可能という。また、天面(横置き/縦置き時)には“コピー”や“スキャン”“PDF”“Eメール”ボタンが装備され、読取/編集ソフト『CanoScan Toolbox 4.9』と連動してワンタッチで各種スキャンが可能。PDF作成機能は、複数ページの文書やファイル上のテキストを検索できる“透明テキスト付き”のファイルの作成にも対応する。



カバーを180度開いた様子 背面
カバーを180度開いた様子背面。スタンド立て用のスタンドは背面に収納可能
天面に装備されたワンタッチボタンと前面のインターフェース 落とし込みスキャン時の様子
天面に装備されたワンタッチボタンと前面のインターフェーススタンド立て時は、原稿を落とし込んでスキャンすることが可能。このような使用用途を想定して、読み取り面の下端(スタンド置き時)ぎりぎりまでスキャンできるようにしたという

フィルムは、35mmの1コマ単位(スリーブのみ)のスキャンが可能。従来機同様に赤外光を利用してハードウェアとソフトウェアを融合した画像処理機能“FARE(フェアー)”を搭載する。主に、フィルム上のごみや傷を自動的に除去する“ごみ傷除去機能”や、退色したフィルムを自動的に補正する“褪色補正機能”、好感度フィルム特有の粒状感を目立たなくさせる“粒状感低減機能”などを搭載するが、今回“FARE LEVEL 3”にバージョンアップし、新たに“白け”させずに逆光を補正する“逆光補正機能”が追加された。一度にスキャンできるフィルム枚数は、最大6コマとなる。なお、FAUの電源は本体から給電される。

フィルムスキャン時の様子
フィルムスキャン時の様子。FAUユニット自動的に動かず、ユーザーが1枚ずつ動かす必要がある

光学解像度は2400×4800dpi。読み取り解像度は25~19200dpi(ソフトウェア補間)。1ラインあたりの読取速度は、カラーが10.38(1200dpi時)/20.7(2400dpi時)ms、グレースケール/モノクロがともに4.98(1200dpi時)/6.9(2400dpi時)ms、フィルムは5.16~82.56ms。A4サイズなら約22秒(300dpi)でスキャン可能。プレビュー速度は約9秒。最大原稿サイズはA4(216×297mm)。

インターフェースはUSB 2.0(Hi-Speed、Windows 98およびMac OS X 10.2.7未満で利用する場合はUSB 1.1相当)で、バスパワー(USBポート経由の給電)で反射/透過原稿のスキャンが可能。本体サイズ/重量は、幅280×奥行き397×高さ35mm/約2.0kg。消費電力は最大2.5W、待機時1.4W。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98/95、Mac OS X 10.2以降。付属ソフトは、スキャンユーティリティー『ScanGearCS 11.2』、CanoScan Toolbox 4.9、パナソニックソリューションテクノロジー(株)のOCRソフト『読取革命Lite』など。製品パッケージには、アプリケーションソフトを収録したCD-ROM、FAU、USBケーブルなどが付属する。

お詫びと訂正:掲載当初、USB 1.1接続の対応OSにWindows 95を記載していましたが、正しくは対応しておりません。また、『読取革命Lite』の販売メーカーを松下電器産業(株)と記載していましたが、正しくはパナソニックソリューションテクノロジー(株)でした。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2005年2月3日)

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