ECSから同社によるハイスペック製品“Extreme”シリーズとして“nForce 4 Ultra”マザー「KN1」が近日登場する。同社製“nForce 4”マザーの最上位製品となる。
ECS製“nForce 4 Ultra”マザー「KN1」。同社製“nForce 4”マザーはこれが最上位製品となるもよう |
今回入荷した製品はサンプルとしてTSUKUMO eX.に届いたもの。基板デザインはすでに同社から登場している“nForce 4”搭載「NFORCE4-A939」と同じだが、空きパターンにRAID対応のSerial ATAコントローラ“SiS180”、IEEE1394コントローラ、10/100BASE-TX対応イーサネットコントローラ“RTL8100C”が追加されている。これにより、「NFORCE4-A939」に対しSerial ATAポートは4つから6つ(うち4ポートは3.0Gbit/s対応)に、イーサネット機能はギガビット×1からギガビットと10/100BASE-TXのデュアルとなり、IEEE1394も搭載されることになった。
また、バックパネル部には“Extreme”シリーズではお馴染みとなった排気ファンを装備。CPUクーラーからの熱を効率的に排出するようになっている。その他のスペックは、拡張スロットがPCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3(うち1本は電流安定用コンデンサを搭載する“PCI Extreme”)。DIMMスロットは4本でDDR400まで対応。現在のところ価格と発売日は未定だが、近日中には販売が始まる予定とのこと。
Serial ATAコントローラをはじめ、2つめのイーサネットコントローラ、IEEE1394が新たに搭載される | バックパネル部に排気ファンを搭載。その代わりパラレルポートはなくなっている |