パッドに固定された用紙に付属の専用ボールペンで書き込むと、書き込んだ内容をそのまま画像データに変換してPCに取り込んでくれるという「DigiMemo A501」がACE DADから近日登場する予定だ。現在Onenessでデモが行なわれている。似た製品にはぺんてるの「airpenストレージノート EA1」や日本IBMの「CrossPad」などがある。
| 付属の専用ボールペンで書き込むと、書き込んだ内容をそのまま画像データに変換してPCに取り込んでくれる「DigiMemo A501」 |
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パッドはA5サイズ用紙に対応。特殊ペンで書いたデータは、本体内の8MBのフラッシュメモリに保存可能なほか、CFカードスロット(TypeI)を介してコンパクトフラッシュにも保存できる。本体とPCとのデータのやりとりは、このコンパクトフラッシュ経由のほか、本体に搭載されているUSBコネクタとPCをケーブルで接続しても可能。ただし、保存したデータは特殊フォーマットの画像データとなっているため、同梱されている専用ビューア「DigiMemo Manager」のみでの閲覧となる(同ビューアでJPEGやBMPなどに変換可能)。読み取り範囲は150(W)×211(D)mm、高さ12mm(紙の厚み約120枚分)まで。単4電池×4本で約100時間の使用が可能。本体サイズは309(W)×209(D)×15.7(H)mm、重さは512g(電池除く)。
付属のデジタルペンは、カートリッジ式のボールペンが内蔵されており、長さ134×直径11.3mm、重さ13.8g。換えのインクカートリッジは2本付属する。バッテリには時計用酸化銀電池“SR527SW”×1を使用し、約14ヵ月の使用が可能となっている。対応OSはWindows XP/2000。ショップによると価格、発売時期ともに未定とのことことだが、代理店のスリー・エー・システムズのウェブサイトには1万2800円と記載されている。
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本体左端には、ページの送り/戻しボタンや削除ボタンなどが配置されている。このあたりは「CrossPad」と同じ | | デジタルペン用のインクカートリッジは2本付属する |
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本体は単4×4本で、約100時間動作する | | 専用ビューアの「DigiMemo Manager」。このビューアを使って、取り込んだデータをJPEGやBMPなどに変換可能 |
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