このページの本文へ

“PowerMaster”機能ってなに?AOpen製“i915P”マザー「i915Pa-PLF」が店頭デモ中

2005年01月21日 19時21分更新

文● 美和

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 AOpenから近日発売となるLGA775対応マザーボード「i915Pa-PLF」の店頭デモが、俺コンハウスで行なわれている。このブースで目をひくのが「PowerMaster搭載」という文字。同社のウェブサイトにも掲載されていない“PowerMaster”機能とはいったい?

本体CPUの負荷に応じてFSBやファンの回転数を管理することで騒音値を下げるという“PowerMaster”機能を搭載した「i915Pa-PLF」

 店頭ポップによると、“PowerMaster”機能とは、CPUの負荷に応じてFSBを上下させる機能とのこと。同時にCPUクーラに搭載されているファンの回転数を管理することで、騒音値を落とすことが可能になるという。できるだけ静音環境を構築したいという人にとっては待望の機能だろう。ポップの説明には、初期の対応モデルはBIOSからのみ制御可能だが、今後OS上から制御を可能にするユーティリティを同社が提供することも匂わせている。

ポップ
“PowerMaster”機能の説明。静音環境を構築したいという人には魅力的

 その“PowerMaster”機能を搭載した「i915Pa-PLF」のスペックは、チップセットに“ 915P”+“ICH6”という構成を採用。拡張スロットは、PCI Express x16×1、PCI Express x1×2、PCI×3。メモリスロットはDDR400対応のものを4本搭載(Dual Channel対応、最大4GB)。チップによるVGA出力機能、Serial ATAポート×4、ATA100対応IDEコネクタ×1など。そのほか、USB2.0×8、IEEE1394、7.1ch対応AC'97サウンドチップ、ギガビットイーサネットがオンボードで搭載されている。発売は1月下旬の予定で、予価は1万4300円。なおブースでは、同じく“PowerMaster”機能に対応しており、チップセットに“ 915P”+“ICH6”を採用した「i915Ga-PLF」も紹介されており、こちらは予価1万4800円となっている。

CPUファン ポップ2
店員によれば「今まで“爆音”と表現するのが正しかったCPUファンの音が、少し静かになった」とのことデモ機はまだ開発中のものを動作させており、もう少し静かになる予定
【関連記事】
【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ