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サン、Javaアプリケーション統合開発環境『Sun Java Studio Enterpise 7』を発売――アプリ/サービスの設計から導入までをカバー

2005年01月19日 23時25分更新

文● 編集部 内田泰仁

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サン・マイクロシステムズ(株)は19日、Javaアプリケーション統合開発環境『Sun Java Studio Enterpise 7』を同日に発売すると発表した。1月下旬に出荷開始の予定。価格は、開発者数によるライセンス方式(永久)では1ライセンスあたり28万4000円(税別)、導入企業の従業員数によるライセンス方式(年間サブスクリプションモデル)では1ライセンスあたり550円(税別。1000ライセンス以上から販売し、1000以下の企業の場合には年間55万円(税別))。

『Sun Java Studio Enterpise 7』は、エンタープライズ向けJavaプラットフォーム“J2EE(Java 2 Platform,Enterprise Edition)”や、ミドルウェア製品群“Sun Java Enterprise System”環境などに対応するJavaアプリケーション/サービスの開発を行なうための統合開発環境。オープンソースの開発ツール『NetBeans 3.6 IDE』をベースに開発され、設計/開発/テスト/チューニング/導入に必要な環境のすべてを統合して提供する製品で、同社では、エンタープライズ・クラスの大規模なアプリケーション/サービス開発に向けた製品と位置付けている。

新機能のUMLモデリング・ツールの画面インスタント・メッセージング機能を利用している画面アプリケーション・プロファイラーによる分析結果の画面

主な新機能は、

“UML”による統合モデリング・ツール
“UML 2.0(Unified Modeling Language、統一モデリング言語)”仕様に準拠した米Embarcadero Technologies社のUMLモデリング・ツールを標準で搭載。UMLで作図した図とJavaソースコードのリアルタイム同期、コードリバースエンジニアリングのためのウィザードなどの機能を備え、迅速なアーキテクチャーと設計、アプリケーションの提供、実装を実現。
開発者コラボレーション機能
インスタント・メッセージング機能(テキスト/Javaコード/HTML/XMLなどのメッセージが交換可能)やリアルタイム・ファイル共有(複数のメンバーが同一のファイルを編集可能)といったコラボレーション機能を装備することにより、遠隔地の開発チーム同士がより密に連携して共同作業を行なうことが可能になった。
パフォーマンスチューニング機能
負荷生成機能を持つアプリケーション・プロファイラー(Application Profiler)の実装により、開発段階の早期から、アプリケーションのパフォーマンスの確認とチューニングが可能。アプリケーションのトランザクション詳細データを収集し、表またはグラフでデータを表示する。ここで集計されたデータは、保存/改訂/再表示でき、以降の負荷生成およびテストに活用できる。

など。このほか、

Sun Java Studio Web アプリケーションフレームワーク
J2EE対応アプリケーションを構築するための再利用可能なコンポーネントからなるフレームワーク
ポートレットビルダー
“Java Specification Request(JSR) 168”に準拠した“JSP(JavaServer Pages)テクノロジーに基づいて、ポータルコンポーネント(ポートレット)を作成するためのプラグイン

といった付属ツールや、Sun Java System Application Server、Sun Java System Web Serverなどのサーバーソフトウェアも統合されている。

対応OSは、Solaris 8(SPARC版)/9(SPARC版、x86版)、Windows 2000/XP。製品には、同社および米サン・マイクロシステムズ社が運営する開発者向け情報ネットワーク“Sun Developer Network Standard”への1年間アクセス権が付属する。

なお同社は、6月30日までの期間限定キャンペーンとして、初心者にも利用しやすいJava開発環境『Sun Java Studio Creator』と『Sun Java Studio Enterpise 7』をセットにしたパッケージを14万9000円(税別)で販売するという。

説明会の冒頭に製品の概要を説明したプロダクト・マーケティング本部本部長の纐纈昌嗣(こうけつまさつぐ)氏『Sun Java Studio Enterpise 7』の新機能を中心にデモを交えて紹介したシニア・ソリューションアーキテクトの藤井彰人氏

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