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夜間でも撮影OK!2.4GHz帯を利用する無線カメラが登場

2005年01月18日 22時58分更新

文● 美和

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 ZTV ELECTRONICSから、2.4GHz帯を利用する無線カメラ「ZT-812T」とレシーバー「ZT-707」のセット「812D 2.4G Wireless Day/Night Color Camara kit」が登場した。カメラ側に赤外線照射器が搭載されており暗闇でも撮影ができる。レシーバをTVキャプチャカードのビデオ入力端子に接続し、大容量のHDDと組み合わせれば長時間の撮影も可能。レシーバから出力される信号はNTSCで記録形式はキャプチャカードに依存する。

「ZT-812T」2.4GHz帯を利用する無線ユニット内蔵CMOSカメラ「ZT-812T」

 カメラ本体に2.4GHz帯を利用する無線ユニットが搭載されており、同梱されるレシーバで受信可能となる。カメラの撮像素子には1/3インチのCMOSを使用。NTSCで出力する際の解像度は510×492ドットで、水平解像度は380本。撮影可能な画角は62度固定となっており、35mmフィルムカメラで35mm相当となる。カメラの感度調整は自動で行なわれ、0(ゼロ)ルクスとなった時点でカメラ前方に搭載されている赤外線照射器が動作、赤外線撮影を開始する。赤外線撮影時の撮影可能距離は7m。カメラ内にはマイクも搭載されており、音声(モノラル)を無線経由で送信することも可能。カメラは水平方向に360度、前後方向に180度調整可能となっており、壁などに取り付けるためのネジなどが付属する。障害物がない状態での通信距離は、IEEE802.11b/g無線LANと同じ約100m。動作は付属のACアダプタのほか、9V乾電池でも動作可能となっているが、ショップによれば乾電池による動作時間は不明とのこと。サイズは44(W)×44(D)×56(H)、重さは200g。なお、カメラ本体は防水仕様とはなっていないので注意。

「ZT-707」
無線レシーバの「ZT-707」

 レシーバ側には、受信用のアンテナのほか、2414~2468MHzの間で18MHzごと4段階で切り替えが可能なスイッチ、アナログ映像/音声出力用のコンポジット端子×各1も搭載されている。ただし、パッケージに同梱されるカメラ側は2414MHzに固定されている。サイズは92(W)×78(D)×23(H)mm、200g。価格は、パソコンハウス東映で1万2800円。

赤外線照射ユニット 電源
レンズ部の周りに配置されているのが、赤外線照射ユニット。0ルクスとなると自動的に動作するACアダプタのほか、9Vの乾電池でも動作可能。ただし、ショップによれば動作時間は不明とのこと
切り替え インターフェイス
2414~2468MHzの間で18MHzごとに4段階で切り替えが可能だが、同梱の無線カメラは2414MHz固定となっているインターフェイスはアナログ映像/音声出力用のコンポジット端子×各1が用意されており、TVキャプチャカードに接続し、大容量のHDDを用意すれば長時間の録画も可能
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