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松下電器産業、33時間20分のステレオ録音が可能なICレコーダー『RR-US090』など4機種を発売

2005年01月17日 21時14分更新

文● 編集部

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松下電器産業(株)は17日、ICレコーダーの新製品として、最大で約33時間20分のステレオ録音が可能な『RR-US090』など4機種を2月15日に発売すると発表した。ラインアップは、『RR-US090』のほか、最大約16時間40分の録音が可能な『RR-US070』、最大約8時間10分の録音が可能な『RR-US050』、最大約16時間30分でモノラル録音のみの普及タイプ『RR-QR170』となる。価格はオープン。

『RR-US090』『RR-US070』『RR-US050』
左から『RR-US090』『RR-US070』『RR-US050』

『RR-US090』は、音声の特徴的なデータ部分を抽出して高圧縮する“TRC(Triple Rate CODEC)”方式を採用し、最大で約33時間20分のステレオ録音/約66時間50分のモノラル録音(SPモード時、HQモードではステレオ約10時間10分/モノラル約19時間30分)が行なえるほか、付属するパソコン用ソフトを利用すれば、“音声認識”(日本語/英語)や“音声合成”(日本語/英語/中国語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イタリア語)などの機能も利用できるのが特徴。パソコンとUSB接続することで、Windows XPのライティング機能を利用してCD-Rに音声ファイルをバックアップすることも可能。内蔵マイクは指向性の切り替えに対応。音声を感知して自動的に録音を開始する“VOS”機能も搭載している。

録音件数は5フォルダー×99件(計459件)。ノイズをカットして録音内容を聴きやすくする再生イコライジング機能や、A-Bリピート機能、自然な音程で再生速度を変更できる“スピードコントロール機能(早聞き/遅聞き)、また、備忘録代わりに利用するために、設定不要の“メモ録音ポジション”を搭載し、メモ専用フォルダーも用意されている。周波数特性は280~5200Hz(ステレオHQモード)。本体サイズは幅32.5×奥行き15.9×高さ118.8mm、重量は約42g(電池込みで約65g)。単4形乾電池×2本で動作し、約13時間のステレオ再生や約17時間のステレオ録音が可能(SPモード時)。

『RR-US070』は、最大約16時間40分のステレオ録音/約33時間20分のモノラル録音を行なえる機種。本体サイズや重量などは同じ。『RR-US050』は外部電源に対応しないモデルで、最大録音時間はステレオが約8時間10分、モノラルが約16時間30分。本体サイズは同じで、重量のみ約38g(電池込み)となる。

『RR-QR170』『RR-QR170』

『RR-QR170』は、標準で約16時間30分(SPモード)、高品質(HQ)モードで約4時間50分のモノクロ録音を行なえる普及タイプで、メモ録音ポジションを搭載する。周波数特性は240~5100Hz(HQモード)。本体サイズは幅35.0×奥行き24.0×高さ99.6mm、重量は約38g(電池込みで約61g)。単4形乾電池×2本で動作し、約23時間の再生や約20時間の録音が可能(SPモード時、HQモード時は録音が約10時間/再生が約15時間)。

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