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| MURAMASA PC-MR80H。外観はMR50H、MR8BH7も同様である |
Mebiusブランドのモバイルノート“MURAMASA”に、新しく“MR”シリーズがラインナップされた。このシリーズの特徴は、12.1インチのXGA液晶パネルを備えたボディーに、インテルのノート用新プラットフォーム、コード名“Sonoma(ソノマ)”を採用した点にある。
Sonomaは“インテルCentrinoモバイルテクノロジ”に対応する最新プラットフォームで、ハイエンドモデルの『PC-MR80H』はPentium M 730J-1.60GHz CPU、Intel 915GMチップセット、IEEE 802.11a/b/g無線LANチップを内蔵する。チップセットはDirectX 9のプログラマブルシェーダーに対応したグラフィックス機能を内蔵し、マルチチャンネルオーディオ再生に対応する“Intel High Definition Audio”機能もサポートする。さらにCPUとチップセットをつなぐシステムバス(フロントサイドバス)周波数が向上(400MHzから533MHzに)、メモリーも高速で低消費電力なDDR2-400MHzメモリーに対応したことにより、システム全体での性能は、同クロックCPU搭載の従来型プラットフォームよりも向上している。エントリーモデルの『PC-MR50H』は、CPUがCeleron M 350J-1.30GHzである。
本体サイズ幅約275×奥行き約245×高さ約25.0～31.0mmのA4サイズのボディーに、12.1インチXGA(1024×768ドット)の低反射“ピュアクリーン”液晶パネルを備える。重さは約1.75kgと、充実したスペックのわりに軽く抑えられている。キーピッチは約19mmと、使いやすいサイズのキーボードを備えている。また光ディスクドライブとしてDVDスーパーマルチドライブ(DVD+R/RW 最大2.4倍速書き込み、DVD-R/RW/RAM 最大2倍速書き込み)を内蔵する。
標準の内蔵バッテリーで、約5時間のバッテリー駆動時間(MR80H、JEITA測定法1.0による)を実現している。さらにワンタッチで省電力設定を切り替えられる“MOBILEスイッチ”をキーボード左上に装備しており、“Normal”“Power”“Ecology”の3設定を、使用シーンに合わせて1キーで切り替えられる。
搭載するインターフェース類は、USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)、10/100BASE-TX、外部アナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)端子、V.92モデム用モジュラージャックなど。またカードスロットとしてPCカード Type IIと、SDメモリーカード/MMC/メモリースティック兼用スロットを1つずつ備える。
PC-MR80Hをベースに、OSをWindows XP Professionalに変更したコーポレート向けモデル『PC-MR8BH7』も発売される。予想実売価格は、PC-XG70Hが24万円前後、PC-XG50Hが20万円前後、PC-MR8BH7が20万円前後。
PC-MR80H/50H/8BH7の主なスペック
- PC-MR80H
- Pentium M 730J-1.6GHz/256MBメモリー/Intel 915GM内蔵グラフィックス/60GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/12.1インチXGA液晶ディスプレー/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
- 22万円前後/28日発売予定
- PC-MR50H
- Celeron M 350J-1.30GHz/256MBメモリー/Intel 915GM内蔵グラフィックス/60GB HDD/DVDスーパーマルチドライブ/12.1インチXGA液晶ディスプレー/Windows XP Home Edition SP2/Office Personal Edition 2003付属
- 20万円前後/22日発売予定
- PC-MR8BH7
- Pentium M 730J-1.6GHz/256MBメモリー/Intel 915GM内蔵グラフィックス/60GB HDD/CD-RW＆DVD-ROMコンボマルチドライブ/12.1インチXGA液晶ディスプレー/Windows XP Professional SP2
- 20万円前後/2月4日発売予定
