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レゴジャパンと永和システムマネジメント、“教育用レゴ マインドストーム”を利用したプログラム教材“REAL”シリーズの販売を開始

2005年01月12日 20時11分更新

文● 編集部

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レゴジャパン(株)と(株)永和システムマネジメントは12日、“教育用レゴ マインドストーム(LEGO MINDSTORMS FOR SCHOOLS)”を利用したプログラム教材“REAL(リアル)”シリーズの販売を13日に開始すると発表した。2月28日までは特典付きの特別価格で購入申し込みを受け付ける。

リアルシリーズは、レゴジャパンが教育用レゴ マインドストームの技術情報を提供し、永和システムマネジメントが埼玉大学の研究者(教育学部助教授の山本利一氏)と連携して開発した高校/大学/専門学校向けの自律型ロボットプログラム教材。アイコンのドラッグ&ドロップでプログラミングできる初心者向けのソフト『ロボラボ(ROBOLAB)』から、Java、Visual Basic、Cなどの複数のプログラミング言語による制御まで体系的に学習できるようになっているのが特徴。

製品には、教育用レゴ マインドストーム、ロボラボ、授業用指導教材キット(教員用/実習課題付き/ロボット走行用コース付き)、テクニカルガイド(生徒用/書き込み式の学習解説)が含まれる。利用するプログラミング言語ごとに授業時間用指導案を搭載しており、導入後すぐに授業が可能で、授業ごとの指導目標、生徒の評価項目、指導ポイント、発展的学習課題を網羅したカリキュラムとなっているという。両社が2004年8月に発表した中学校向け文部科学省学習指導要領準拠の自律型ロボットプログラム学習教材『WARP(ワープ)5500』と組み合わせれば、中学校から大学/専門学校までの体系化されたプログラミング学習を行なえるという。

価格は、教育用レゴ マインドストームの“A.チームチャレンジセット”が3万240円、部品数を減らした“B.ロボテクノロジーセット”が2万4990円、ロボラボが1万8480円。先行販売価格が適用された授業用指導教材キットは4200円、生徒用テクニカルガイドが525円。

両社では、リアルシリーズがすでに高校/大学など6校で試験的に導入されており、今後3年間で300校以上の高校/高等専門学校/大学/各種専門学校/各種教育機関への導入を見込んでいるという。2月28日までに購入申し込みを行なえば、特別価格で販売するほか、ロボットキットの追加無償貸し出しも行なうとしている(実践授業成果のフィードバックが必要で、条件は問い合わせとなる)。

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