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リコー、セキュリティー機能を強化したA3モノクロレーザープリンター『IPSiO NX860e』など3製品を発売

2005年01月05日 18時43分更新

文● 編集部

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(株)リコーは5日、A3モノクロレーザープリンターの新製品として、A4横で毎分32枚の出力が可能な『IPSiO NX860e』、毎分28枚の『IPSiO NX760』、毎分22枚の『IPSiO NX660S』の3機種を2月16日に発売すると発表した。価格は、『IPSiO NX860e』が14万8000円(税別)、『IPSiO NX760』が11万8000円(税別)、『IPSiO NX660S』が7万9800円(税別)。

『IPSiO NX860e』
『IPSiO NX860e』

『IPSiO NX860e』は、2002年12月に発表したA3対応モノクロレーザープリンター『IPSiONX850』『IPSiO NX750』『IPSiO NX650S』の後継機種で、低価格化を図った製品。対応用紙を増やし、圧着はがきの印刷に対応したほか、コンビニエンスストアーでの料金徴収などに利用されているバーコード“UCC/EAN-128”の印刷も行なえるのが特徴。セキュリティー機能も強化され、クライアントパソコンとプリンターの通信を暗号化(SSL)するセキュリティー印刷や、不正コピーを抑止するための“地紋印刷”も標準で行なえ、操作パネルロックやアクセス制御も可能。オプションの拡張HDD(タイプB)を追加すれば、印刷データをいったんHDDに格納し、プリンター本体の操作パネルで暗証番号を入力しないと出力できない“機密印刷”も行なえるという。また、消耗品が残り少なくなった場合(ニア・エンド)やカバーオープンなどの機器の状態を電子メールで通知する“E-Mail通知機能”や、ウェブブラウザーで状態管理/ジョブ履歴の確認を行なえる“Web Image Monitor”も搭載する。プリンター言語にはWindowsに最適化した同社の“RPCS”と“RPDL”を採用している。

印刷速度は、A3で毎分18枚。両面印刷(オプション)では毎分31.5ページ。ファーストプリントは6.5秒(A4横)。プリント解像度は1200dpi×1200dpiまたは2400dpi相当×600dpi。給紙は本体給紙トレイが250枚、マルチトレイが100枚(官製はがきは40枚)。排紙は250枚。インターフェースは、双方向パラレル(IEEE 1284 ECP)、USB 2.0、10/100BASE-TX(オプションでIEEE 1394、Bluetooth、IEEE 802.11bに対応)。電源はAC100Vで、消費電力は最大920W(平均650W、省エネモード時7W以下/本体のみでは5W以下)。本体サイズは幅478×奥行き410×高さ305mm、重量は約18.5kg(消耗品込み)。ドライバーソフトは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP、Windows 2003 Server用が付属する。

『IPSiO NX760』は、搭載するCPUのクロック周波数を400MHzから310MHzに変更し、メモリーを128MBから32MBとしたモデルで、印刷速度はA3で毎分15枚。本体サイズや消費電力を始めとするそのほかの仕様は『IPSiO NX860e』とほぼ同等。『IPSiO NX660S』は、『IPSiO NX760』のインターフェースを双方向パラレルとUSB 2.0のみに変更したモデル。印刷速度はA3で毎分12.5枚となる。

同社ではバーコード作成ユーティリティーソフトの無償ダウンロードサービスを1月末に開始する予定。

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