このページの本文へ

【2005年年頭挨拶ニュースリリース】日立ホーム&ライフソリューション(株)取締役社長 石垣忠彦氏

2005年01月04日 22時04分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

2005年 社長年頭の挨拶(抜粋)

みなさん、あけましておめでとうございます。
新年にあたり、私の考えをお話ししておきたいと思います。

昨年は、日立グループにとってコンシューマ事業が中核を成す事業であることを改めて位置づけた、重要なターニングポイントでした。
H&Lでは赤字から脱却し、安定収益と持続成長する企業への変革を目指して、これまで事業の構造改革を推進しております。その一環として、昨年10月1日付けで熱器最寄事業部の調理家電事業を電化事業部へ統合し、一方で、熱器および最寄事業を日立リビングサプライへ移管しました。又、国内におけるBtoB事業(システムビジネス)の拡大及び海外市場への取組み強化を狙って、日立製作所のユビキタスプラットフォームグループ(UB)と日立ホーム&ライフソリューション(H&L)を統括する『コンシューマ事業統括本部』を昨年10月に発足させました。関係者全員のご協力により、非常に短期間にスムーズに移転や統合が行えたことを厚く深謝いたします。

今年は、こうした一連の改革の成果が問われる年であり、以前から申し上げているように、H&Lとして黒字達成が大きな至上命題です。昨年、私が就任した際に新生H&Lに変革するための方針「RPA(Revitalization Plan & Action)」をスタートしましたが、今年もRPAを社長方針として掲げ、連結H&Lグループの業績改善に向けて必要な手を打っていきます。現在、家電事業を取り巻く環境は、Pダウンや原材料価格の高騰などにより厳しい状況となっています。こうした中で、会社としては、業務の効率を高めるため、個々の役割を明確化して一人ひとりが誇りと責任を持って実力を発揮できるような仕組みを作りたいと考えております。そして結果として、売上と収益に結びつくように、社内の体制を見直していきます。皆さんには、一歩でも目標達成に近づくよう、一層の努力をお願いしたいと思いますし、改善出来る点、すべき点への積極的な提案も期待しています。私も先頭にたってチャレンジしていきます。

さて、ここで、本年、RPAをベースとして、その上でさらに重きを置きたいことを3つに絞って申し上げたいと思います。

強調しておきたい第一は「強いものづくり」です。
我々が手がけている「白物家電」は、人間の豊かな生活を守るいわば「生活必需品」であります。日本の景気はまだ本格回復には至っていませんが、洗濯乾燥機やサイクロン掃除機、大容量で省スペースの冷蔵庫など、お客様のニーズに合った製品は、価格が多少高くとも確実にヒットしています。H&Lは、基本的な製品性能では負けていない自信はありますが、もっと上を目指したい。洗濯機・掃除機・エアコン・冷蔵庫・レンジの基軸5製品においては、プレステージゾーンにおけるシェア拡大を狙います。
新分野としては、IHクッキングヒーターに代表される「オール電化システム」は確実に今年普及が進むと思っています。安全、安心、エコロジー、がキーワードです。この一翼を担うのは、この春発売予定の給湯機「エコキュート」です。ご存知の通り業界で唯一、大きな貯湯タンクが要らない瞬間式で、エアコンで培ったPAM技術があるからこそ、実現できたのです。私としては、この例のように、新技術を開発して、次のビジネスへ結びつけるという、「栄光の連鎖」のしくみを作りたいと考えています。
一つの取組みとして、日立グループ内にある技術の芽を探し・マッチングする横断的なタスクフォースを社長直轄でつくります。
また、勝てる商品を出すためには優れた基幹部品も不可欠ですので、ワールドワイドで勝てる部品事業の育成・強化にリソースを投入します。

第二は、「UBとの連携によるBtoBビジネスの拡大」であります。
コンシューマ事業統括本部発足の狙いの一つは、販売チャネルの一体化による、営業効率の向上です。もはや単品商売では国内で大きく稼げないのは皆さんご承知の通りです。ホームシアターや、キッチンやバスルームのオール電化、ホームセキュリティなど、白物とAVの枠組みを超えた新しいシステム提案が求められています。(UB)グループ、あるいは都市開発システムグループ、そして日立が抱える多数のグループ内企業と上手く連携して新しいビジネスモデルを作っていきたいと思っていますし、こういう分野への注力がH&L飛躍への一つの鍵となると思います。

第三は、「海外事業の強化」であります。
海外においても(UB)との連携は重要です。販売やマーケティングにおいて相互にリソースを活用し、売上の拡大を目指します。

私は、こうした「変化への適用力強化」を狙った取組みによって業績を上げ、着実に収益を出すことができると信じています。

私の思いは以上のとおりです。皆さん一人一人のチャレンジがH&Lを活性化し、ひいては「日立ブランド」の価値を高めるのです。強い意思と決断力を持って仕事に当たってほしいと思います。

さいごになりましたが、この1年の皆さんとご家族のご健康を祈念して、新年のご挨拶の結びといたします。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン