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【2005年年頭挨拶ニュースリリース】日本ヒューレット・パッカード(株)代表取締役社長兼CEO 樋口泰行氏

2005年01月04日 21時09分更新

文● 編集部

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2005年 年頭挨拶

新年あけましておめでとうございます。新しい年の門出にあたり、ご挨拶申し上げます。

2004年は、大企業のM&Aや産業再生法の適用に見られますように、競争激化の中、企業真価が問われ、構造改革を余儀なくされるなど、大きな潮流の変化を感じずにはいられませんでした。
一方、一般消費面では、e-Japan戦略によりインフラが整い、オリンピックの追い風も受けて、デジタル家電市場を代表に、全体的に活況を帯びた一年だったと感じております。

2005年は、ITと家電の融合や、ユビキタス時代と言われるように、家、車、外などの空間の融合が大きく進み始める年だと考えています。こういった変化に代表されるように、個人のライフスタイルは大きく変化し、企業間では、業界のボーダレス化が更に進み、ビジネス環境の更なる変化により、真価を問う目が益々厳しくなるものと考えています。

HPは、IT業界をリードするテクノロジーカンパニーとして、大企業様を中心とした、企業基盤システムのご提供から、中小・中堅企業様やコンシューマを中心とした、ローエンドサーバ、パソコン、プリンタ、PDAなどの、トータル・ソリューションをご提供させて頂いております。
今年は尚一層、この高付加価値ビジネスと価格競争力のあるビジネスの両方を拡張させ、グローバル性や規模の価値を、日本市場にあった形で、ご提供させ頂きたいと考えております。特に、変化の時代に即した柔軟性のあるIT基盤構築のための「アダプティブ・エンタープライズ(変化適応型企業)」コンセプトをさらに推進して参ります。その為に、今年は引き続き「顧客第一主義」を徹底します。お客様の声、市場の声を頂きながら、2年前の私共自身の合併によって培った柔軟性によって、皆様に最良のパートナーと認めて頂けるよう、全力を尽くして参ります。

また、HPの企業目的のひとつである「良き市民 - グローバル・シチズンシップ」としても、日本社会にこれまで以上に多くの貢献をして参りたいと思います。社会貢献、環境保全、教育、個人情報管理対策などさまざまな分野で、社会の要請に応え、皆様に必要とされる企業となるべく、精進してまいります。

本年もより一層のご高配を賜りますよう、お願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

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