このページの本文へ

NEC、協調学習を推進できる新機能を搭載したeラーニングシステム『i-Collabo.Learning Ver2.0』の販売を開始

2004年12月28日 17時42分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本電気(株)は28日、教育機関向けの協調型eラーニングシステム“i-Collabo.Learning(アイコラボラーニング)”の新製品として、協調学習を推進する新機能を搭載した『i-Collabo.Learning Ver2.0』の販売を同日付けで開始すると発表した。

利用イメージ
『i-Collabo.Learning Ver2.0』の利用イメージ

『i-Collabo.Learning Ver2.0』は、ウェブ学習/授業支援/学習者管理の機能を提供する『i-Collabo.LMS』、パソコンを利用して双方向型遠隔講義とTV会議機能を提供する『i-Collabo.Live』、マルチメディアウェブコンテンツ作成ツール『i-Collabo.Authoring Tool』の3つで構成されるeラーニングシステム。

新機能として、『i-Collabo.LMS』では、英語表記に対応したほか、Unicodeをサポートしたことでさまざまな言語を表示できるようになった。『i-Collabo.Live』では、講義/会議の録画機能が追加され、教師映像とデスクトップ画面を自動合成してウェブコンテンツとして利用できるようになった。クライアントソフトの自動アップデートも行なえるようになっている。『i-Collabo.Authoring Tool』では、従来からのPowerPointだけでなく、ExcelやPDF文書などデスクトップ上に表示されるアプリケーションソフトの画像と、カメラの映像の“2画面動画”コンテンツを作成できる“デスクトップキャプチャー機能”が追加されている。

希望小売価格は、『i-Collabo.LMS』が400万円から、『i-Collabo.Live』が400万円から、『i-Collabo.Authoring Tool』が30万円から(無制限ライセンスが300万円)。出荷開始は2005年1月4日。なお、『i-Collabo.Learning Ver2.0』は、北陸大学、東海大学、上越教育大学での導入が予定されており、同社では今後3年間で300本の販売を見込んでいるという。なお、発売に合わせて、『i-Collabo.LMS』の半年間の無償貸し出しを教育機関向けに行なう。同社では、これにより大学でのeラーニングシステムのシェア50%を目指し、中学/高校向けにも販売を拡大していくとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン