ロジテック、DVD±Rの16倍速書き込みに対応したDVDスーパーマルチドライブを発売――Macintosh対応モデルとWindows対応モデルをラインアップ
2004年12月28日 16時51分更新
ロジテック(株)は28日、DVD±Rの16倍速書き込みとDVD+R DLの4倍速書き込みに対応したDVD±R/±RW/-RAM対応のDVDスーパーマルチドライブとして、Macintosh対応モデル『LDR-HA165FU2/M』とWindows対応モデル『LDR-HA165U2』の2製品を発売すると発表した。価格と発売時期は、『LDR-HA165FU2/M』が2万7200円(税別)で2005年1月中旬、『LDR-HA165U2』が2万3000円(税別)で2004年12月下旬。
『LDR-HA165FU2/M』 |
『LDR-HA165FU2/M』は、P-CAV方式を採用し、DVD±Rの16倍速書き込み、DVD+R DLの4倍速書き込み、DVD-RAMの5倍速書き換え、DVD+RWの8倍速書き換え、DVD-RWの6倍速書き換え、DVD-ROMの16倍速読み出し、CD-Rの40倍速書き込み、CD-RWの24倍速書き換え、CD-ROMの40倍速読み出しに対応した外付け型のドライブ。ドライブユニットに(株)日立製作所製の『GSA-4163B』を採用。インターフェースは、FireWire(IEEE 1394a)とUSB 2.0/1.1に対応した“DuoPort”を搭載しており、FireWire/USB 2.0の場合(高速転送モード時)にグリーン、USB 1.1の場合(低速転送モード時)にオレンジに点灯する表示ランプ(LED)により転送速度が分かるようになっている。
本体にはアルマイト処理を施した一体型アルミボディーを採用し、ファンレスにするとともに、フロント部にシャッターを装備するなど、静音化が図られており、動作音は最大で38.5dB(DVD+Rの16倍速書き込み時、深夜の郊外やささやき声と同程度)。本体サイズは幅158×奥行き252×高さ50mm、重量は1.7kg。縦置き/横置きが可能。本体カラーは“フロスティホワイト”。背面に盗難防止ワイヤーを取り付けられるホールも用意されている。電源はACアダプターを利用し、消費電力は15W。パソコンの電源のON/OFFに連動する“PC電源連動機能”を搭載しており、パソコンがスリープモードに入るとドライブの電源をOFF、復帰すると自動的にONにする“スリープモード(省電力機能)”にも対応。ACアダプターのコネクターが外れないように“電源ケーブルの抜け防止用フック”も付けられている。
対応機種は、iMac/iMac G5、eMac/eMac G4、Power Mac G5/G4、iBook/iBook F4、PowerBook G4など。対応OSはMac OS 9.2.2、Mac OS X 10.2~10.3.7。アプリケーションソフトとして、Mac OS X用のDVDライティングソフト『Toast 6 Lite』とMac OS 9用の『Toast 5 Lite』が付属し、IEEE 1394ケーブル(6ピン-4ピン、長さ約1m)、USB 2.0対応ケーブル(長さ約1m)も同梱される。保証期間は1年間。
『LDR-HA165U2』は、USB 2.0/1.1のみに対応したWindowsモデル。書き込み速度などは『LDR-HA165FU2/M』と同等だが、付属するアプリケーションは、DVDビデオ作成ソフト『PowerProducer3 PP-VR(AC-3 2ch)』、DVDビデオ作成ソフト『PowerDirector 3.0 SE Plus』、DVDプレーヤーソフト『PowerDVD 6 OEM 2ch』、DVD/CDライティングソフト『Power2Go4 OEM DVD』、DVD/CDパケットライトソフト『B's CLiP6 for Windows』、ファイルバックアップソフト『PowerBackup』、DVD-RAM用ドライバー/フォーマッター『DVD-RAMドライバ』などで、メディアのオートイジェクトを行なう『Logitec イジェクトコントローラ』(常駐ソフト)も付属する。また、セットアップの手順を画面上で案内する『スイスイスタートガイド』も用意されている。
対応機種はPentium II-350MHz以上のCPUを搭載したPC/AT互換機、PC98-NX。CPUには、書き込み/バックアップにはPentium III-450MHz以上、DVD-Video作成にはPentium III-700MHz以上、PowerProducerでダイレクト書き込みを行なうにはPentium 4-2.20GHz以上が必要。対応OSはWindows XP/2000 Professional/Me/98 SE。